仏生山駅(ぶっしょうざんえき)は、香川県高松市仏生山町にある、高松琴平電気鉄道琴平線の駅。琴平線、長尾線車両の管理を担当する仏生山検車区・仏生山工場を併設する。IruCa取り扱い窓口・IruCa定期券窓口がある。途中下車指定駅。相対式・頭端式2面3線のホームがある。ただし、頭端式の3番線は休日ダイヤの始発上り2列車(仏生山午前5時42分発築港行)、4列車(仏生山6時03分発築港行き)と下りの2両から4両への車両取り換え(築港から2両にて3番線へ進入、2番線より4両にて一宮、滝宮、琴電琴平方面行き発車)以外の旅客乗降には使用されていない。当駅の前後に留置線があり、高松築港方の留置線の先端には無蓋貨車13000形1310号(元国鉄トラ3131、1930年川崎車輌製)が20年以上(少なくとも最後に工場入場した1978年以降)全く動かず車籍だけがある状態で放置されている。ただ、2006年12月に仏生山工場で行われた撮影会で工場構内に移動したことがある。駅本屋は2・3番線ホームの空港通り駅寄り頭端にある。1番線ホームと駅本屋との間では構内踏切を二度渡る(本線上り下り、仏生山工場「北工場」への引込み線)。2001年の一日平均利用者数は3,887人。これは長尾線列車が乗り入れる瓦町駅以北を除いた琴平線列車単独区間で最も多い。付近のベッドタウン化が進行したり、フィーダーバスの運行によって、ラッシュ時の通勤・通学での利用が多い。特に利用の集中する平日朝8時台には琴電琴平発、滝宮発、一宮発の列車に当駅発の列車が加わり、高松築港駅に向けて1時間で最大6本もの列車が運転される。琴平電鉄の建設に当たっては、当初は琴平街道沿いのルートが予定されていたが、仏生山地区からの誘致運動により、仏生山経由に変更された経緯がある。かつて、この駅からは塩江温泉鉄道が分岐していた。その名の通り香川県中南部にある塩江温泉への鉄道で、ガソリンカーを運行していた。1938年に高松琴平電気鉄道の前身である琴平電鉄に合併され、同社の塩江線となったが、折りしも日中戦争のさなか不要不急線とみなされ1941年に廃止されている。仏生山駅構内の同線の跡地には仏生山工場が建てられている。
出典:wikipedia
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