国道336号（こくどう336ごう）は、北海道浦河郡浦河町から同道釧路市に至る一般国道である。一般国道の路線を指定する政令に基づく起終点および経過地は次のとおり。豊頃町・浦幌町の境界に当たる十勝川を渡る区間は、1992年11月まで旅来（たびこらい）渡船という渡船による連絡になっていた。河川を渡船でつなぐ国道はここが日本で最後であったが、十勝河口橋の開通（1992年12月8日）により、路線は大きく海側に移動し、姿を消した。豊頃町側の渡船の跡地には「渡船記念の碑」が建立されている。なお、廃止時までこの渡船は人力による航行であった。この渡船場は1904年に創設され、1957年には一般道道となり、1975年に国道336号線に昇格となった。なお、十勝河口橋の開通により、他に3箇所にあった十勝川の渡船場も廃止となった。黄金道路の区間は、日高山脈が海岸まで迫る切り立った岩の崖と、荒波が打ち寄せる太平洋とがせめぎ合う岩礁際の海岸線に沿って走っており、道路まで波しぶきがかぶることがある。この区間は難所のためトンネルが多く、途中に施設や見どころといったものがほとんどない。日高振興局 十勝総合振興局

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