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U.S.S.ヴォイジャー

U.S.S.ヴォイジャー(U.S.S.Voyager)は、テレビ番組『』(Star Trek: Voyager, VGRまたはVOY)に登場する架空の宇宙船である。スタートレック第4のテレビシリーズ『(VOY)』の主役艦。惑星連邦宇宙艦隊所属のイントレピッド級長距離科学艦の2番艦として就航した最新鋭艦。船体登録番号は「NCC-74656」。艦長はキャスリン・ジェインウェイ大佐。それまでの優美な大きさを強調するデザインがされていた連邦艦と異なり、ヴォイジャーは流線型かつ小型化されたデザインが特徴である。ヴォイジャーはディープスペースにおける長期間の科学調査を目的とされて設計されており、3年間無補給で活動可能である。エンタープライズDに代表されるギャラクシー級ほどの船体規模はないものの、搭載されている技術はより優れており、最新のセンサーやバイオ神経回路を用いたコンピュータシステムを搭載している。船体は外部隔壁を削ってまで各所にセンサープラットフォームが設置されており、第1船体には通常の連邦艦にはない補助ディフレクターも搭載され、センサーレンジの広さを確保している。その他、未知の宇宙域での様々な改造や需要に柔軟に対応できる、非常に優れた船体設計がなされている。またヴォイジャーには連邦艦に通常見られる第1船体(円盤部)、第2船体(推進部)という区分はあるものの、船体分離機能を備えていない。その代わり、惑星への直接着陸が可能である。着陸する際はレッドアラート(非常警報)ともイエローアラート(警戒警報)とも異なる、なかなか見る機会のないブルーアラート(着陸警報)が発令される。2371年、ヴォイジャーは最初の任務で反連邦組織マキを追いバッドランドに赴いた際、突如謎の力に捉えられ、75000光年の彼方――デルタ宇宙域の端まで一気に移動させられてしまう。この移動によってヴォイジャーの船体は深刻なダメージを受け、さらに副長や医療主任、機関主任といった一部の主要クルーを失うこととなる。ヴォイジャーを移動させたのは「管理者」と呼ばれる異星人のアレイ型ステーションであったが、管理者は死期が迫っていた。ステーションの放置が近隣のオカンパ人の危険になると知ったジェインウェイ艦長は、ステーションを破壊する決断をするが、それは同時にヴォイジャーの帰路が断たれたことを意味していた。ヴォイジャーは同じく管理者に捕えられていたマキのメンバーを主要クルーに迎え入れ、彼らと団結する。かくしてヴォイジャーは、宇宙艦隊と連絡も取れない星図すらまったくない未知の領域で、地球まで70年以上もかかる苦難の旅を強いられることとなった。ヴォイジャーの最大の特徴として、ミクロン単位での角度調整が可能な「可変静翼ワープナセル」が挙げられる。ヴォイジャーがワープをする際に、水平だったワープナセルが30度ほどの角度に持ち上がる。これにより常に最適な形状のワープフィールドを張ることができ、航路となった時空連続体にワープ痕跡によるダメージを与えることなくハイワープ速度を出すことができる。(これは「艦に可動する部分がほしい」というスタートレックのプロデューサーの注文によるもので、いくつかの候補からワープナセルが選ばれた)ワープ速度に関しては、ヴォイジャーは通常巡航速度ワープ6(光速の392倍)~ワープ8(光速の1024倍)で航行する。また緊急を要する場合には15光年の距離を2日で、50光年の距離を5日程度で移動可能であることから、ワープ9.9(光速の3053倍)に近い速度を長時間安定して出すことができると思われる。さらにヴォイジャーは最大でワープ9.975(光速の5754倍)もの速度を出すことができ、プロメテウス級宇宙艦等と並び連邦艦の中で最速の部類に入る艦である。科学艦であるヴォイジャーは、フェイザーと光子魚雷、マルチフェイズシールドという標準的な24世紀宇宙艦隊仕様の武装をしており、戦闘に特化したディファイアントやエンタープライズEほどの火力や防御力はない。しかしデルタ宇宙域漂流3年目に遭遇したボーグのテクノロジーを取り込み、徐々に防衛力を高め、ボーグの小型探査船と同程度の力を持つほどになった。ヴォイジャーはギャラクシー級と同じ、タイプXフェイザーを装備し、レール状の発射台であるフェイザーアレイは第1船体に8基、第2船体に5基の計13基搭載されている。光子魚雷は200アイソトンの核出力を持つクラス6弾頭を通常32基積載している。魚雷発射管は第1船体後部に2門、第2船体前部に2門の計4門装備。他、就航時トリコバルト弾も装備していた。ヴォイジャーは戦術艦ではないため、破壊力の強すぎる量子魚雷は積載していない。防御シールドは、宇宙艦隊の標準的なマルチフェイズシールドを搭載している。最終話において、未来からやってきたジェインウェイ提督の技術で強化改造されたヴォイジャーは、「トランスフェイズ魚雷」と「可変型アブレーティブ装甲」を装備する。トランスフェイズ魚雷は対ボーグに特化した魚雷で、起爆と同時に多種多様な周波数の爆発が広がり、ボーグシールドの脆弱性を突く。装甲は船体表面に設置したアブレーティブジェネレーターにより実体化させた分厚く強固なアブレーティブ装甲で船全体を覆い、装甲表面でディスラプタービームや魚雷の爆発を蒸発させダメージを無効化する。アブレーティブ装甲はボーグキューブの船体の他、USSディファイアントやUSSプロメテウスの船体外壁にも「断熱被膜塗装」として用いられているが、それらは可変型ではなく、これほど強力でもない。これらの性能はすさまじく、ヴォイジャーは通常ならば大艦隊で攻撃を仕掛けなければ1隻すら沈められないボーグ・キューブ3隻と交戦したが、トランスフェイズ魚雷3発だけで撃退している(2隻大破、1隻退却)。一説に最終話のヴォイジャーがスタートレック史上最強だとも言われる由縁である。時間規則を厳守している為か、ヴォイジャーが地球に帰還した後の話である『ネメシス/S.T.X』においてこれらの技術は使用されていない。2409年が舞台の「Star Trek Online」の世界ではどちらも実用化されている。この艦は就航当時最新鋭技術だったEMH(緊急用医療ホログラム)Mark-I――通称「ドクター」を搭載している。これはハーマン・ジマーマン博士が開発をした高度な医療用ホログラムで、数多くの文明の医学知識や医療技術がプログラムされており、医療室内のホロエミッタにより投影される。EMHは通常のホログラム同様、光子とフォースフィールドで構成された物理的な体を持ち、本物の医者と変わらない仕事をすることができる。デルタ宇宙域に飛ばされた際に医療部員全員が死亡してしまったヴォイジャーにとっては、このドクターなしに生還は考えられなかったと言っても過言ではない。EMHは本来人間の医者の代理を務める短期間運用ホログラムドクターであったが、デルタ宇宙域に孤立したヴォイジャーにおいては長期的運用を余儀なくされた。そのためEMHにはそのホロマトリックスに数々の拡張プログラムが追加され、標準的なEMHよりも人間に近い存在になる。結果ヴォイジャーのEMHはユーモアにあふれ、絵画やオペラを愛し、最終的にはクルーが全員退避するような緊急事態の艦の指揮権も得るようになる。またEMHは宇宙艦隊指折りのホロエンジニアが何年もかけ高度にプログラムされたホロマトリックスを持つ。そのため普通のホロキャラクターを作るように簡単に作成することはできない。ハリー・キム少尉はEMHを作ろうとしたが、医学知識がホロマトリックスに入りきらず失敗している。コンピュータはエンタープライズDに用いられていたアイソリニアオプティカルチップによる超光速演算に加え、人間の脳を模したバイオ神経ゲルパックを用いたバイオ神経回路システムを取り入れている。これにより「人間的な最良の選択」が可能になり、コンピュータの性能が向上している。ヴォイジャーのコンピュータはエンタープライズDと同じLCARSというOSにより制御され、4700万のデータチャンネルに同時にアクセス可能、1ナノ秒につき575兆の画像変換処理能力を持つ。しかしながらバイオ神経回路の搭載により情報処理速度が向上したものの、デルタ宇宙域で孤立無援となったヴォイジャーにとって、予備の補充もなくレプリケーターでの複製も困難なバイオ神経回路の故障は致命的な事態となり得る。またこのバイオ神経回路は通常の生命体同様に未知の疫病やウイルス等に弱いという欠点もあり、これにより思いがけない危機に瀕したこともあるが、ワクチンや熱消毒などの有機的治療が可能であることも判明した。そして逆にヴォイジャーがクロノキネティックサージに遭遇し船内が時間分裂した際には、人間用のクロノトン血清を全バイオ神経回路に打つことによって、船内を同一時間へ戻すことに成功している。「第1デッキ」にメインブリッジ。その右舷側には作戦室(艦長室)、左舷側には会議室がメインブリッジから直接行き来出来る位置にある。「第2デッキ」には艦長専用の食堂をニーリックスが改造した厨房兼食堂がある。「第3デッキ」には乗客用船室と艦長の私室があり、「第4デッキ」には船首センサーアレイの多くの部分が含まれている他、メインターボリフト付近には転送室がある。また、「第3、第4デッキ船尾」には光子魚雷発射管も装備されている。「第4、6、9デッキ」にクルーの私室があり、おのおのに割り振られている。「第5デッキ」にはドクターのいる医療室、「第6デッキ」にはホロデッキがあり、重力子ジェネレーター、フィールド増幅器、収束コイルなど重要な設備も存在する。「第7デッキ」には貨物室があり、第二貨物室はケスの水耕栽培室になっている。「第8デッキ」はこの艦において最長のデッキで、主だったネットワーク設備や空気再処理システムがある。また星図作成室、後にセブン・オブ・ナインとハリー・キムによって改造され天体測定ラボになる部屋もこの第8デッキに存在する。「第9、10デッキ」船尾には格納庫、「第10デッキ」前方に前部光子魚雷発射管、「第10〜12デッキ」にはメイン・コンピュータ・コアがあり、艦の心臓部である機関室は「第10、11デッキ」にある。機関室を貫くように設置されているワープ・コアは「第10〜15デッキ」にまたがり、船体後方に位置する予備ワープコアは「第9〜第14デッキ」を貫く。シャトルクラフトは第2級シャトルのタイプ6「サカジャウェア」、タイプ8「テレシコワ」「ドレイク」、タイプ9「コクレーン」を艦載している。ヴォイジャーほど小型艇シャトルクラフトの有効性を実証した艦もないであろうと言われるほど数々の任務においてシャトルが利用された。しかし連邦宇宙域に比べ長期任務になりやすいデルタ宇宙域でのシャトル任務においては、速度と防衛力に乏しく船内も狭い第2級シャトルは、徐々に能力不足が指摘されるようになっていった。2375年、ヴォイジャーは従来の宇宙艦隊のシャトルより大型かつパワフルで頑丈な新型シャトル「デルタ・フライヤー」を開発した。構想と設計はヴォイジャーの上級士官、トム・パリス中尉が中心となり、ベラナ・トレス中尉、トゥヴォック少佐、ハリー・キム少尉、セブン・オブ・ナインによる。従来の箱型をしたシャトルと異なり、デルタフライヤーは上から見ると菱形の船体をしており、格納式ワープナセル、テトラバミューム合金の船体、ユニマトリックスシールド、ボーグ仕様の武装を持つ強力なシャトルとなった。なお第1船体下部には、艦長専用シャトルが船体にはめ込まれるようにして格納されている。劇中では活躍することがなかったため、その存在はあまり知られていないが、第1船体下部の切れ込みからその存在を知ることができる。映画『スタートレック 叛乱』では、同様の場所に格納されたU.S.S.エンタープライズEの艦長専用シャトルが登場する。こちらはクストー(Cousteau)と名づけられている。

出典:wikipedia

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