『チューボーですよ!』(英語:' )は、1994年4月9日から毎週土曜日の23:30 - 24:00(JST)にTBS系列にて放送されているTBS・ハウフルス共同制作の深夜料理番組・バラエティ番組である。タイトルの「チューボー」とは厨房を意味する。ステレオ放送(2013年11月23日から)、字幕放送を実施している。2009年6月6日よりVTRを除いてハイビジョン制作となった(2011年頃よりVTRもハイビジョン制作)。系列外局である秋田放送と福井放送でも7日遅れで放送されている。2013年11月23日より番組内容をリニューアルし、タイトルも『新チューボーですよ!』(しんチューボーですよ)に改題した。堺正章が、進行役のアシスタントとともに、ゲストとのトークを交えて作る30分間の料理バラエティ番組。番組名は堺が出演した同局のコメディドラマ『時間ですよ』にちなんでつけられた。1994年4月放送開始。堺とゲストのトークや、コント風の演出シーンがある。司会(本番組ではオーナーシェフと呼ぶ)は、「巨匠」こと堺が務める。進行アシスタントと毎回1組のゲストが出演。「コーチ印のキャビネット」として街の巨匠といわれるシェフ3人がVTR出演する。街の巨匠は店舗所在地の地名をつけて紹介される(例:赤坂に店を構える巨匠ならば「赤坂の巨匠」)。料理が完成すると試食、ゲストが採点(無星 - 星3つ)する。料理と一緒に嗜むビールなどの飲み物(スポンサーであるサントリーの商品)は調理終了後に紹介されていたが、2010年5月頃にエンディング部分が廃止され、調理する料理とともにVTRの最初の方で紹介される形となった。提供は番組開始当初からサントリー(サントリースピリッツ、サントリービール、サントリーフーズ)の一社提供。また、カウキャッチャーとして花王(開始から2011年9月24日まで)→メルセデス・ベンツ(2011年10月8日から2012年3月24日まで)→週替わりスポンサー1社(2012年4月7日から)のCMが放送されている。アシスタントは枡田担当時まではTBSアナウンサーだったが、6代目のすみれはタレント・ファッションモデル、7代目の吉村はお笑い芸人、森はファッションモデル。番組は司会の2人による「今晩は」の挨拶の後、堺の「炎の料理人、三ツ星シェフの堺正章です」の一言から始まる。初期は堺の後にアシスタントも挨拶したが、その後は堺のみが挨拶し、アシスタントが「巨匠、今夜は…」とゲストの紹介に入り、何らかの小ネタを織り込んでいた。しかし、第811回・2011年4月23日放送回よりオープニングの演出が変更され、通常通りのRIOのオープニングテーマの後、その回の料理紹介・挨拶なしで「巨匠、今夜は…」の前振りによるゲスト紹介に変わった。『新-』では、オープニング映像の前にすみれが料理の下準備を行っている。ゲストは、TBSの新番組やTBS出資映画の出演者が番組のスタートや劇場封切時や、ゲストの舞台出演にあわせて起用される傾向にあり、オープニングでは、ゲストに関連したミニコント(例:2009年11月7日放送分・鹿賀丈史がゲストの時に、鹿賀の代表作である『料理の鉄人』のオープニングを再現する)を繰り広げ、3人の巨匠の紹介へと繋げるのが恒例となっている。VTRでは街の巨匠が3人それぞれ独自のレシピで同じ料理を作り、スタジオではその中から1通りのレシピに基づいて調理する。調理中は堺とゲストが軽妙なトークを繰り広げ「親方シリーズ」などのミニコントを行うこともある。親方シリーズは、堺とゲストがシャモジやすりこぎなどの調理器具を持った方が親方、持っていない方が弟子となり、親方が弟子に料理人のとしての講釈をするが、途中で弟子が師匠の調理道具を奪って、弟子と師匠の立場が入れ替わる。これを数回繰り返す。他にゲストが架空の料理番組の司会、堺がゲストとなるコントがある。調理の途中で「未来の巨匠」コーナーがあり、街の巨匠の店舗の見習い料理人(未来の巨匠)が登場し、一人前になる為の厳しい下働きをする様子が流される。最後にナレーター武田広の「頑張れ○○くん(女性は「○○さん」)、巨匠と呼ばれるその日まで」と締める。そしてゲストが未来の巨匠に激励の言葉をかける。2013年11月9日放送分をもって「未来の巨匠」は終了し、登場した未来の巨匠は約550人であった。『新-』に改題後を以って「未来の巨匠」は終了しそれに替わる形で「It's 巨SHOW TIME」が2013年11月23日 - 2015年3月28日の間放送されていた。このコーナーでは街の巨匠が一部の工程を芸のように見せ、街の巨匠の下で働く店員たちが観客として出てくるが、回によっては街の巨匠の家族が出てくることもあった。森、吉村にアシスタントが替わって2回目の2015年4月25日放送より「未来の巨匠のMAKANAIですよ!」を開始。街の巨匠の下で働く料理人が現場で食されている賄い料理を調理も含めて披露する。調理が終わると、締めとして堺が「○○(料理名)の完成でーす!」と絶叫する。その後、料理の映像のバックに「堺作、○○(料理名)、△△(ビールや黒烏龍茶などの飲み物)とともに」のナレーションが入り、堺・進行アナ・ゲストが「いただきます!」と言う(小林麻耶時代の中期以降)。2010年5月頃にエンディング部分が廃止されてからは、2013年11月9日放送までは、VTRで完成までの手順を紹介した後で「○○(料理名)に乾杯」のナレーションの後、Cartoonsの「Witch Doctor」をBGMに、街の巨匠たちが調理する様子をフラッシュで紹介。そして「今夜は○○(料理名)を△△(ビールや黒烏龍茶などの飲み物)とともに」のナレーションの後で、街の巨匠たちが調理した料理と飲み物がそれぞれセットされた映像で締めくくられる。また堺が調理した料理の映像のバックのナレーションはなくなり、堺・アシスタント・ゲストが「いただきます」と言うだけになった。2013年11月23日放送からは堺が調理した料理のバックに「今夜は○○(料理名)を△△(ビールや黒烏龍茶などの飲み物)とともに」のナレーションが復活した。番組最後にゲストとともに調理した料理を試食するが、オムライス等の出演者が個別に作った料理は堺がゲストの料理、ゲストが堺の料理、アシスタントは自分で作った料理を試食する。感想等を聞いた後、ゲストが自分の感覚で料理の出来ばえを星の数により発表する。この時、6代目のすみれは英語で星の数を聞いている。通常は全体的な料理の評価であるが、オムライス等の出演者が個別に作った料理に関しては堺が作った料理の評価をする。この評価方法が番組の特徴であり、当時の「料理番組は料理をおいしく、おいしそうに作らなければならない」という既成概念を覆した。発表の際、堺が「いただきました。星○○です!」と絶叫する。堺がゲストのコメントをそのまま真似て星の数を言うこともある。試食後のエンディングでは、当初は堺・雨宮がその日の反省をしつつ、来週のゲストや作る料理についてバーで飲みながら話した。外山に交代すると、堺の扮する「申し訳ないおじさん」コントになり、木村以降はゲストとアシスタントがバーでサントリーの酒類などを飲んでいる最中に、堺がゲストに関係する人と携帯電話で話した後(携帯電話は模型で、話す演技をしている)、電話をゲストに渡しアドリブで芝居をさせるミニコントとなった。2010年5月頃にこのエンディング部分は廃止され、ゲストの評価後のトーク中にスタッフロールと提供クレジットを流すのみとなった。エンディングの後、「新」までは、武田広による「今週も、街の巨匠に感謝」というナレーションと共に「町の巨匠」の店の詳細が紹介されていた(現在は公式HPで紹介されている)。「新」からは、「『チューボーですよ!』のレシピは、クックパッドでも公開中」というナレーションと共にレシピが紹介され、「HIKARI'S FASION」というテロップと共に森の静止画が流れる。『チューボーですよ!』は長きに渡り放送しているため、複数回出演しているゲストも多数いる。ここでは、節目に出演したゲストについて紹介する。2012年現在出演回数が最も多いゲストは堺のザ・スパイダース時代の同僚・井上順で、2013年3月2日放送分(900回記念)で12回目。600回記念以降は節目の回に登場することが多い。放送開始からのオープニングのアニメーションは冷蔵庫の扉が開き、バンドを組んだ野菜たちが冷蔵庫の中のステージで歌い、堺によるタイトルコールと同時に番組ロゴが現れ、最後に冷蔵庫の扉が閉まり「SUNTORY」のロゴが出てくるという映像で、構成は番組開始から2013年11月16日放送まで一切変更されていなかった。2009年6月6日放送からハイビジョン制作に移行する際には、アニメーションも同じスタイルのままハイビジョン映像に作り直されている。リニューアル後の2013年11月23日はすみれの下ごしらえから始まり、画面上に野菜が降って、『新チューボーですよ!』のコール後、「SUNTORY」のロゴが出てくる映像である。初代アシスタントの雨宮塔子はゲストとして6回出演しているが、 2003年11月22日(仔羊の黒オリーブソース)、2007年12月8日(エクレア)、2009年3月28日(天津丼)の3回で無星、その他星0.5を1回、星1つを2回という評価を下している等、如何に辛口で評価しているかが分かる。無星は余程の失敗などで稀に発生する。これまで、無星となった回数は30回で、年に1~2回程度であり、無星の危険になりかけることもたまにあるが、ゲストの意見によっては、星0.5あるいは星1つなどで無星を阻止できたことも多い。よって、年に1回も出なかったこともあった。初期の無星の詳細内容は不明だが、下記の辛口評価で無星の記録がある。(なお、初の無星・雨宮の3回分の無星記録は先述の通りである。)2009年11月7日放送から21日放送分の3週に渡り「無星」の評価が続いた。連続無星は滅多にないが、3週連続「無星」は番組始まって以来の低評価。2009年11月7日放送(ゲスト:鹿賀丈史)では栗ご飯を作るが、途中で焦げくさい臭いがした上、加熱時間の調整にも失敗し、結果黒焦げ状態となってしまい無星となった。翌週11月14日放送(ゲスト:山本裕典)ではエクレアを作り、堺は「前回(上記の雨宮の出演時)の悔しさを晴らしたい」と語り、前回の無星の原因だったシュー生地をクリアした。ところが、もう一つの無星の原因だったコーヒークリームの固さを調節する工程で前回と同じ失敗をし、堺がシュー生地に底に穴を開けてコーヒークリームを詰める時に生地を貫通させてこぼしてしまった。完成した時点で堺も枡田も険しい表情をしており、枡田も星付けで「見た目も考慮して星をお願いいたします。」とあらかじめ言った。結果は無星となりBGMのカラスの鳴き声が流れた瞬間、堺も枡田もカラスが飛んだ手振りをした。さらに、11月21日放送(ゲスト:GACKT)でも、チキンの狩人風で煮込み加減と煮汁の調整に失敗し、GACKTが「(塩味が凝縮されすぎて)肉の真ん中までしょっぱい」「(煮過ぎ、煮えてないところがあり)ムラがある」ということで無星となり、痛恨の3週連続無星となった。試食した時点で堺も枡田も「本当にしょっぱい」と発言するなど、険しい表情をしており、BGMのカラスの鳴き声が流れた瞬間、堺もカラスが飛んだ手振りをした。また、堺も星ゼロといわれた瞬間、ショックのあまり笑うほかなかった。11月28日放送(ゲスト:加藤雅也)では、五目うま煮そばで「とろみが足りない」ながらも星2つとなり、連続無星は3週でストップしたが、2か月後の2010年1月30日放送(ゲスト:柴咲コウ)のオムライスで、やはり形作りで失敗し無星となってしまった。なお、2011年と2012年では無星は1度も出なかったが、2013年4月27日放送(ゲスト:岡田准一)では、ガパオライスで、調理自体は順調だったものの仕上げで唐辛子を入れる量を完全に失敗し、「辛すぎておなか壊す」ということで3年3か月ぶりの無星となった。BGMのカラスの鳴き声が鳴った瞬間全員で飛んだ手振りをした。枡田も「久しぶりにカラスが鳴きました」と言った。また、あまりの辛さに岡田が乾杯していないのにビールを飲んでしまった。また、最新である30回目の無星は、リニューアル前最後の無星である2013年9月14日放送(ゲスト:堀北真希)であり、シュークリームでシューの生地作りでダマになるなど完全に失敗し、黒焦げ状態となってしまい、「子供には食べさせられない」「(シューを焦がしてしまい)苦い」ということで無星となった。BGMのカラスの鳴き声が鳴った瞬間、堺も枡田も飛んだ手振りをして、堀北は苦笑いをした。この回では、堺が「責任とりますので、中止いたします」と発言したり、堀北がカスタードクリームの入ったボウルにホイップクリームの入ったボウルを落としたり、さらにはクリームを入れる量も失敗し、シューからクリームがはみ出てしまうハプニングもあった。新チューボーですよ!になってからは無星はまだ出ていないが、リニューアル後初の無星の危険になりかけた事がある。2014年1月18日放送(ゲスト:武田真治)の天津飯では、すみれが溶いた片栗粉の入れる量を完全に失敗し、餡が固まってしまったが、星2つで無星を阻止できた。さらに、2014年2月1日放送(ゲスト:道重さゆみ(モーニング娘。'14))の海鮮キムチチヂミでは、タレは抜群に美味しかったものの、具材が生の状態で中までしっかりと火が通っていなかった為、チヂミだけでは無星との事で、とりあえず星1つで無星を阻止出来た。ちなみに新チューボーですよになってからの最低記録は2015年12月26日放送(ゲスト:坂東巳之助)の、星0.5で、「酢豚の餡の絡みがない」「餡がドロドロ」という理由だった。また、星0.5のチーンという音が鳴った瞬間、森は「こういう音なんだ」、吉村は「初めて聞いたな」と発言した。星0.5は2013年11月2日放送(ゲスト:勝地涼)のキムチチャーハン以来、約2年ぶりであり、新チューボーの初星0.5であった。なお、その時の詳細は不明である。放送は900回を超え複数回作られた料理もある。堺が苦手とするのはオムライスで、2012年1月21日の放送以前に7回作っているが「過去7回の平均は1.3」との発言があり、2012年1月21日の放送でも星1.5だった。卵でケチャップライスを巻くのに苦戦することが多く、「穴だらけ」「卵が乗っているだけ」「巻いたら割れた」などといわれることが多い。ちなみに最新は11回目であり、ゲストは佐藤健であったが、星1.5という結果である。なお、「半熟オムライス」の評価はここには含まれていない。2013年11月16日放送(ゲスト:えなりかずき)では、ケチャップライスの味が薄い、形が崩れて卵で巻いたら割れているなどの失敗はあったものの星2.5の好成績だったが、星をコールする直前に堺が「中途半端なやつだな」とつぶやいた。なお、この回は枡田(5代目進行アナ)の出演最終回であり、同級生としてえなりから枡田へ餞の言葉がかけられた。同時にリニューアル前最後の放送でもあった。オムライスの他に卵料理全般も苦手で、堺自身も番組インタビュー等で「今までで一番印象に残っている失敗は?」と聞かれて、「2001年4月14日放送のスパニッシュオムレツの(フライパンに皿を重ねてひっくり返して皿を外したら綺麗に盛り付けられている、と言うのをやるつもりが半熟すぎた為に卵の大半が隙間から零れるというミスをした)回に勝るものはない」と語っている。また、上記の様にシュークリームやエクレアといった見た目が重要視される料理も苦手(星数も上記の通り)であり、近年では広島風お好み焼きなどのお好み焼きや韓国風お好み焼きで知られるチヂミなどもフライパンでひっくり返すのが苦手であったが、後述する海鮮キムチチヂミの回に関しては幾分、フライパン返しが上達している。なお、最新のお好み焼き、並びに最新のチヂミの挑戦結果は前者が2013年12月28日放送分(ゲスト:中村アン)の関西風お好み焼きの星1.5、後者が2014年2月1日放送(ゲスト:道重さゆみ)の海鮮キムチチヂミで前述の通り、星1.0だった。ちなみに、エクレアは2014年5月31日放送では、シュー生地を割ってしまったハプニングがあったもののエクレア自体は完璧に成功させ、星3つを獲得でき、過去2回の雪辱を果たすことに成功した。その他、以前はあんかけのようなとろみの付くものが苦手で、片栗粉の入れすぎで固まってしまったり、逆に全くとろみがなくなったりした事もあるものの、近年ではあまり見られないが、焼餃子で、焼くときに失敗して、皮が破けることも稀に見られる。TBS系列28局フルネットで放送時間は土曜 23時30分 - 24時00分。スポーツ中継の延長で時間繰り下げの場合がある。時間繰り下げの断りテロップは系列各局ごとで表示される(年末編成で『ブロードキャスター』(当時)の休止により、30分繰り上がったこともあった)。秋田放送と福井放送では、2012年より当該時刻で日本テレビ系列の『24時間テレビ』が放送される場合に限り前日の金曜深夜に放送している深夜の繰り上げ放送自体もなかった。なお、2011年までは放送の際は休止となり遅れがもう1週追加された後、10月の『オールスター感謝祭』等により番組自体が休止となることで遅れの調整が行われていた。
出典:wikipedia
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