UT12A形コンテナは、日本貨物鉄道(JR貨物)輸送用として籍を編入している20ft私有コンテナ(タンクコンテナ)である。詳細については不明で、所有者や専用種別の変更か別形式への転用、あるいは用途を廃止して既に存在しない可能性が高い。三井化学・三井物産が所有するコンテナは、大竹駅と沼津駅の間で運用されている。沼津駅で貨物列車から降ろされたコンテナはトレーラーに積み替えられて、静岡県富士宮市の富士写真フィルム製造工場に配送され、フィルムの原材料として消費される。工場内で既にテレフタル酸を降ろしたコンテナは、搬入されてきたコンテナと入れ違いでトレーラーに積み込まれ、沼津駅まで運ばれたあと、貨車積みされて大竹駅へ返却される。大竹駅周辺には、三井化学岩国大竹工場があり、ここでテレフタル酸の充填を行い、再び沼津駅まで貨物列車で運ばれる。前述したように、テレフタル酸専用コンテナの場合、積荷の発送先は富士宮市内だが、コンテナの積み下ろしは最寄の富士駅ではなく、5駅先(上り方面を基準)の沼津駅で行われている。富士駅は貨物用の敷地内に設けられているホームの長さが短いため、テレフタル酸用を含めた20ftコンテナの積み下ろしは行っておらず、また次の吉原駅では貨物の取り扱いはあるものの、ここでも20ftコンテナの積み下ろしは行われていない。一方の沼津駅には20ftコンテナを扱えるように、ホームに余裕を持たせてあるため、ここで荷扱いを行っている。
出典:wikipedia
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