『桃太郎活劇』(ももたろうかつげき)は、桃太郎伝説をベースに作られたアクションゲームである。1990年にPCエンジン用ソフトとしてハドソンより発売された。キャッチコピーは「かならずエンディング! ぜったいエキサイティング!」であり、『スーパーマリオブラザーズ』(1985年)の最初のステージすらクリアできなかったさくまあきらの提案で「誰でも絶対エンディングを」を掛け声に、どんなプレイヤーでもエンディングに到達できるよう配慮されている難易度設定が存在する。物語は「桃太郎が旅を進め、最後に鬼ヶ島のボス『閻魔王』を倒す」という桃太郎伝説と全く同じものになっている。ただし敵キャラはほとんどがオリジナルとなっている。また他ハードでの移植版や続編などは出ていない(GB用の桃太郎のアクションゲームとしては桃太郎電劇があり、2まで発売されたが、内容は大幅に異なる)。なお、パスワード機能とセーブ機能がついているが、セーブをするには天の声2など外部記憶装置を必要とし、ゲームオーバーにならないと出来ない。パスワードはステージ中の至るところにいる地蔵から聞くことができるが、バグでちゃんと入れてもミスが多く、コンティニューの回数制限はない。低年齢ユーザー向けの作品ではあるものの、シリーズ恒例の女湯イベントもちゃんと存在している(ただし露出度の控え目なイラストである)。ハドソンの社員に対する愚痴だと思われるパスワードを入力するとサウンドテストやビジュアルテストに入る事が出来る。伝説同様仙人から技を学ぶ。技を消費すると使える。学ばなくてもよい。ももひえん、ぱろぷんての一部を除き、時間制限がある。きびだんごを消費してお供を使う事ができる。一定時間のみ有効。ゲーム誌「ファミコン通信」の「クロスレビュー」では合計26点(満40点)、「月刊PCエンジン」では75・75・80・80・90の平均80点、「マル勝PCエンジン」では8・9・10・7の合計34点(満40点)、「PC Engine FAN」の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、23.55点(満30点)となっている。また、この得点はPCエンジン全ソフトの中で62位(485本中、1993年時点)となっている。同雑誌1993年10月号特別付録の「PCエンジンオールカタログ'93」では、「難易度を変えることができる親切設計で、アクションの苦手な人でもエンディングが楽に見られる」と紹介されている。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。