


ジャロッド・スコット・サルタラマッキア(Jarrod Scott Saltalamacchia , 1985年5月2日 - )は、アメリカ合衆国・フロリダ州ウェストパームビーチ出身のプロ野球選手(捕手)。右投両打。MLB・デトロイト・タイガース所属。ニックネームは"サルティ"(Salty)。のMLBドラフト1巡目追補(全体36位)でアトランタ・ブレーブスから指名され、プロ入り。この年はルーキーリーグで46試合に出場、打率.239・2本塁打・14打点と平凡な成績で終わった。翌はA級ローム・ブレーブスに昇格、91試合で打率.272、10本塁打、51打点の成績を残す。2005年にはA+級マートルビーチ・ペリカンズで129試合に出場し打率.314・19本塁打・81打点の成績を残し一躍注目を集める。代表にも選出され、11月に行われた北京オリンピック北中米予選では8打数7安打、2本塁打/5打点と大活躍し1位通過に貢献した。ブレーブス傘下のトップ・プロスペクトに選ばれた2006年はAA級ミシシッピ・ブレーブスでプレーするも、怪我に悩まされ良い成績を残す事はできなかったが、DL明けに再度代表に選出され、オリンピックアメリカ大陸予選ではオリンピック出場権を獲得した。もAA級ミシシッピで開幕を迎えたが、22試合で打率.303・7本塁打と序盤から好調であった。正捕手ブライアン・マッキャンが怪我をしたため、偶然にも22歳の誕生日である5月2日にメジャーに初昇格する。25試合マスクをかぶったが、マッキャンがいたこととアダム・ラローシュが去った一塁はスコット・ソーマンとクレイグ・ウィルソン(5月17日に解雇)のプラトーンでは打力不足のため、一塁手としても14試合出場する。プレーオフ進出の可能性が残っていたブレーブスが一塁の強化のため行ったフラッグシップ・ディールで、7月31日にマーク・テシェイラとロン・メイヘイとのトレードで、エルビス・アンドラスとネフタリ・フェリス、マット・ハリソン、ビーウ・ジョーンズと共にテキサス・レンジャーズに移籍。レンジャーズ移籍後は堅守の捕手ジェラルド・レアードがいることもあり、一塁手での出場が24試合と捕手での出場22試合を上回った。将来的には打力を生かすためのコンバートも考えられたが、シーズンはレアードと正捕手の座を争うことになった。、トレードでボストン・レッドソックスへ移籍したが、9試合の出場に終わった。は、実質的にジェイソン・バリテックの後継者として正捕手の座を獲得し、103試合に出場。打率.235・16本塁打・56打点を記録し、長打力の片鱗を見せたシーズンとなった。一方、同年に引退したナックルボールの使い手、ティム・ウェイクフィールドの専属捕手も務めたため、リーグ最多の26個のパスボールを喫した。決して、ナックルボールの捕球が下手ではなく、むしろ上手いので専属となったが、それでも1シーズン通してプレーした結果、これだけのパスボールを記録した。は121試合に出場し、打率.222・25本塁打・59打点を記録。打率こそ低下したが、評価の高かったパワーを本格的に発揮した。は2年連続で121試合に出場した。打率.273・14本塁打・65打点という打撃成績で、3年連続での二桁本塁打クリア、打率と打点で自己記録を更新した。また、規定打席未到達ながら40本の二塁打(リーグ6位)を放ち、打撃面で収穫の多いシーズンを過ごした。オフの10月31日にFAとなった。12月3日にマイアミ・マーリンズと3年契約を結び、12月6日に球団が正式発表した。、マーリンズの正捕手格として4年連続100試合以上となる114試合に出場。レッドソックス時代は強打を発揮し、ドラフト1巡目の才能を開花させかけていたが、打率.220・11本塁打・44打点はいずれも、ここ4年で自己ワーストとなる成績だった。また得点・安打・三塁打・盗塁・盗塁死・三振・併殺打・長打率等の成績も2011年以降では自己ワーストであり、大不振に陥った(犠飛5は自己ベスト)。守備も15失策・守備率.981・守備防御点-8・盗塁阻止率19%に終わり、進歩が見られなかった。、開幕から9試合の出場で29打数2安打と前年に続き大不振に陥り、4月24日から「パタニティリスト」に入っていたが、27日にDFA、5月5日に自由契約となる。2015年5月15日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結び、29日にメジャー契約となり25人枠に入る。11月2日にFAとなった。2015年12月6日、デトロイト・タイガースと1年契約を結んだ。"Saltalamacchia"という14文字の名字は、トッド・ホランズワース(Todd Hollandsworth)、ティム・スプーニーバーガー(Tim Spooneybarger)、スティーブ・ウォジェハウスキー(Steve Wojciechowski)、ウィリアム・バンランディンガム(William VanLandingham)、カーク・ドレッセンドーファー(Kirk Dressendorfer)の13文字を抜いてメジャー史上最も長い苗字である(なおもっとも短い苗字は胡金龍(Chin-Lung Hu)の2文字)。あまりに長いつづりのため、ユニフォームの背中に記された名前はわき腹の下まで達する大きなアーチ状になっている(レンジャーズ時代は、フォントサイズが大きかったため特に顕著だった)。2005年に結婚した14歳年上の妻アシュレイは、彼の出身校であるロイヤル・パーム・ビーチ高校の元体育教師である。だが直接授業を受けたことはない。
出典:wikipedia
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