ヒメオコゼ "Minous monodactylus"(姫虎魚、英: )は、カサゴ目フサカサゴ科に属する魚類。イザナギなどともいう。田中茂穂博士(1878-1874)による近代の命名のため「いざなぎ」等の異称が残る。最大で全長15 cmになる。日本では相模湾や新潟以南に棲息する。岩石に寄り添い、砂を掻き分けて腹部を砂中に埋めて擬態する。他のオニオコゼ亜科と同様、有毒の棘を持つ。同じヒメオコゼ属にはイトオコゼ・ヤセオコゼがある。東インド諸島から南日本に分布。比較的に沿岸性、内湾性の小型魚であり、幼魚は2~3月と8~10月とに出現するが、10mm以下のものは後者の方が多く、前者は前年の夏のものと推測されている。出現温度は11~27.8℃。黄海から南下する冷水塊に棲息している。出現時刻は夜間に限定され、水深は40~94mほどと比較的浅い。昼間は底棲。オコゼは姿が醜いことから醜い山の神が喜ぶ、山の神の妻や家来となるなどとされ、各地に奉納儀礼が残る。実物のほか、絵馬に描いての奉納の例もある。あまり食用にはされない。
出典:wikipedia
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