食通(しょくつう)とは、料理の味や料理の知識について詳しいこと。またそれを詳しく知っている人物のことである。フランス語を用いてグルメ (gourmet) ともいわれる。食通とは、料理の味、料理に関する知識について詳しいことであり、あるいは、料理の味や料理の知識を詳しく知っている人物のことである。世界的には一般にフランス語を用いてgourmet グルメという用語・概念が用いられている。フランス語のgourmetはワイン等の情報に詳しい人(ワイン通)を指すこともある。なお、フランス語では「食の享楽を求める人」「大食い」「大食漢」「食い意地の張っている人」のことは「 グルマン」といい、「gourmet グルメ」とは明確に区別している。「食通」は、料理の味をよく知っており、食に関する情報(材料の産地、調理法、歴史、他の食通や美食家の評価など)も知っていること、またその人。食道楽(くいどうらく・しょくどうらく)は食べるという行為を道楽、趣味とすること、またその人。その新奇性探求の結果、犯罪的な行為と見なされる活動をするケースもある。例えばツグミは日本に於いて捕獲を禁じられている鳥だが、これを食べるために密猟者を使ってこれを捕らえさせ、調理する事例が挙げられる(グルメ漫画『美味しんぼ』でもこのツグミのケースを取り上げ批判している)。このような行為は勿論、違法な犯罪行為である。より美味を探求するため最上の素材の最上な部分だけを消費し、それ以外を食品廃材として廃棄するケースもあり、これは法的な犯罪ではないが倫理的に問題視される傾向もある。また、いかに美食家が大食漢であろうとも胃の容量には必然的かつ物理的に限界が存在するため、結果的に豪奢な料理を前にして食べ残すこともあり、これが残飯として廃棄されることから、「犯罪的な浪費行為(これを罰する法律は無いが)」であると非難を被る場合もある。近年では商業主義に則ったコマーシャリズムの一環で本当に旨いかどうかが微妙な評価も含まれることもあり、他方ではにわかに有名になった料理店で料理人が慢心し、質が低下する問題も起こり得る。美食を探求した結果、寄生虫に冒された事例もある。食通として高名な北大路魯山人は、ジストマによる肝硬変(肝臓ジストマ)で死亡している(タニシの生食が原因と推測されている)。人間国宝に認定された歌舞伎役者で、美食家としても知られた八代目坂東三津五郎は、嫌がる板前に無理に調理させた好物の河豚の肝に中毒して死亡したことで、その名が後代にまで広く知られるようになってしまった。欧州ではバターやクリームを多用した料理も美食として珍重されたが、これにより心臓を患う者も多く発生した。また肉料理中心の美食で高尿酸血症や痛風に陥った美食家も数知れない。健康を害しては本末転倒かも知れないが、食のためなら生命をも賭すという姿勢は後々の語り草にもなるほどである。どの食文化圏の人が評価するかで評価は異なる。現在、世界一の美食都市としてまず東京が挙げられることが多い。世界で最も権威のある一流レストランの案内書であるミシュランガイドでは、東京がパリを大きく凌いで世界で最も多くの星の数を得ている都市である。世界有数のメディアであるCNNも、東京が「世界一の美食都市」になったと結論付けている。京都も最高峰のレストランという位置づけの三つ星が、2016年版で7軒が得るなど、東京やパリに次ぐ世界屈指の美食都市との評価を受けている。また、世界都市であるニューヨークや香港も世界の一流シェフが集積しており、三つ星レストランの数が比較的多い。(世界的に見ると、イギリス人全般が「味音痴」の傾向があると見なされていてロンドンなどの評価は一般に低い)(雑誌自体の評価がグルメの間であまり高くなく、あくまで参考情報にしかならないが)アメリカ(つまりイギリス系文化圏)の雑誌『』が選んだ「世界のグルメな都市」2008年-09年では、東京が2年連続で革新的なレストランの多さと素材の良さ(得やすさや豊富さ)から「世界で一番グルメな都市」に選ばれた。ちなみに2位以降は、2位 バルセロナ、3位 コペンハーゲン、4位 ロンドン、5位 ニューヨーク、となっている。(イギリス料理は「不味い」というイメージが強く、実際に世界的に見ても評価が低いが、なぜかロンドンが4位にランクインしている。)歴史的に見れば、世界三大料理の中心的都市が挙げられる。西欧料理ではパリは定番である。中華料理では、北京や上海 等々は挙げられる。トルコ料理ではイスタンブールである。特に著名なガイドブックや調査本を挙げると次のようなものがある。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。