『おせん』は、きくち正太による日本の和食グルメ漫画作品。講談社『モーニング』で連載された後、掲載誌を同社『イブニング』に移し連載を再開したが、後述のテレビドラマ開始直後から告知なしの休載となった後、2008年11月25日発売の24号より連載を再開し、2014年6月10日発売の13号にて完結した。この際に『真っ当を受け継ぎ繋ぐ。』のサブタイトルがつき、単行本の巻数も1巻から再スタートされている。2008年4月から日本テレビで連続テレビドラマ化されている。詳細は#テレビドラマを参照。老舗料亭「一升庵(いっしょうあん)」を舞台に、旅館の跡取りで修行を兼ねた奉公のために大学卒業後ここに勤めることとなった青年と、そこで寝食を共にしながら超一流の味ともてなしを提供する従業員、加えて普段は天然の飲兵衛姉さんだが天才的な美的感覚で料理から書・陶芸までもをこなす女将の「おせん」こと半田仙が中心となって繰り広げるグルメ人情ドラマ漫画である。時代は現代(概ね2000年代)ながら、下町の風情にいなせな職人気質の大工や極道の親分さんなど、一癖も二癖もある登場人物も多く、その一方で美食から家庭で楽しめそうな食道楽の話題までもを扱う。主題となっているのは日本の伝統文化で、グルメだけに限定されないストーリー展開である。日本テレビにて、2008年4月22日から同年6月24日まで毎週火曜日の22:00 - 22:54(JST)に放送された。ただし、初回は15分拡大して23:09まで放送。主演は、連続ドラマ初主演となった蒼井優。同時にこの番組枠では5作目にして初の女性単独主演となった。原作者であるきくちは、このドラマを見た際「原作とのあまりの相違にショックを受けたために創作活動をおこなえない」として連載を突如告知なしで中断した。作者本人はこれについて、作品とは作者にとって子供のようなもので、その子供が嫁に行き、「幸せになれるものと思っていたら、それが実は身売りだった」と語っている。それに関係してか、最終話ではそれまでの「原作」表記ではなく「原案」表記に変わっている。
出典:wikipedia
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