JRセントラルタワーズ(ジェイアール セントラルタワーズ、英称:"JR Central Towers")は、愛知県名古屋市中村区のJR名古屋駅に併設されている複合施設(駅ビル)である。竣工時は名古屋市で最も高い建造物であったが、現在はセントラルタワーズの真ん前に所在するミッドランドスクエアにその座を譲っている。地上18階建ての低層部と、高さ200mを超える2つのタワーから成る超高層ビルである。建物の高さはオフィス棟(245.1m・地上51階建て)の方が高いが、階数はホテル棟(226m・地上53階建て)が多い。晴れた日には岐阜県の岐阜城(金華山)や三重県の御在所岳などからでもその姿を見ることができ、名古屋のランドマークとして人気スポットになっている。2014年に、大阪市の近鉄大阪阿部野橋駅に高さ300mのあべのハルカスが完成したことにより、駅ビルとしての高さ世界一の座は奪われたものの、延べ床面積ではあべのハルカスが35万2981m²と及ばないため2015年現在も世界最大である。かつては期間限定ではあるものの、名古屋の民放ラジオ局が共同運営するサテライトスタジオがあった。2010年6月23日には、NHK名古屋放送局とテレビ愛知が、瀬戸デジタルタワーから送信されている地上デジタルテレビ放送の難視聴を解消することを目的として、それぞれ名駅中継局を開局した。郵便番号は、〒450-60xxがビル専用に設定されている(xxは階数、90の場合は地下、90を除く53より多い数字は入居する特定企業専用の番号となる)。(高・中・低3バンク)完成当時、高さ245m、また延べ床面積41万6565m²という規模は駅ビルとしては世界最大であったため、世界一大規模な駅ビルとしてギネス世界記録に登録されていた。しかし、現在ではギネス社による定義の変更により記録が取り消されている。同社ではギネス記録の見直しを定期的に実施しているが、JRセントラルタワーズの記録を見直す際、百貨店など多数のテナントが入居していることに着目し、当ビルは「駅ビル」ではなく「複合ビル」であるとした記録の更新ではなく取消という形で変更されたため、現在のギネス世界記録には「世界一大規模な駅ビル」という定義の記録自体が存在していない。なお、2012年12月頃には近鉄があべのハルカスを「世界一高い駅ビル」として記録申請を検討する動きがあったものの、登録には至っていない(当ビルの記録取消時期が不明なため、2012年12月時点で当ビルが記録を保持し続けていたかどうかも定かではない)。開業した2000年以降、毎年クリスマスを含む年末年始には「タワーズライツ」と呼ばれるビルの壁面を利用したイルミネーションを行っていた。2003年までは神戸ルミナリエに似たデザインだったが、2004年にデザインを大幅に変更した。以後も徐々にデザインを変えていき、末期は白色LEDを多用したシンプルなデザインとなっていた。「ライツプロムナード」と改称された2010年にはタワーズテラスでのイルミネーションのみ実施。壁面装飾を中止した理由として「名古屋ターミナルビルの建て替え工事でバス停が道路上に移転することに伴い、周辺道路の混雑を回避するため(バスのダイヤの遅れを防ぐため)」としている(2010年11月14日放送のスタイルプラスより)。また、2010年以降の6年間は名古屋ターミナルビル建替え工事に伴いビル壁面のイルミネーションを中止し、2017年に再開する予定としていたが、翌2011年には東日本大震災が発生。原発停止に伴う節電強化に伴って同年の開催は中止となった。2012年以降も実施しておらず、ライツプロムナードは事実上2010年で終了した。なお、開業前の1998年年末から1999年正月にかけては、一部の部屋の照明を点灯させ、外から「98」「99」と見える演出を行っていた。特に1998年の大晦日には、新年のカウントダウンと同時に「98」から「99」へと表示が切り替わる演出も行われている。
出典:wikipedia
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