南部 康雄(なんぶ やすお)は、アニメ『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』の登場人物。声優は山下啓介(『宇宙戦艦ヤマト』)、林一夫(『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』から『宇宙戦艦ヤマト 完結編』まで)、赤羽根健治(『宇宙戦艦ヤマト2199』)。実写映画版『SPACE BATTLESHIP ヤマト』での俳優は矢柴俊博。ヤマトの戦闘班・砲術補佐(砲術科チーフ)。劇中で明確に「副班長」とは呼ばれていないものの、事実上は古代進に次ぐ砲術系の責任者かつナンバー2であり、後年の資料やPSゲームでの設定では明確に「副班長」と表記されているものも存在する。その他、劇中では「砲術長」「砲術班長」などとも呼ばれている。黒の太いフレームの眼鏡(ひおあきらの漫画版では黒のサングラス)を掛けた顔立ちに、耳が見えないほど襟足を伸ばした髪型(要は古代とほぼ同じ髪型)など温厚そうな容貌。積極的に前に出て意見を言うような描写は殆どなく、行動的な古代の副官として沈着冷静かつ控えめに黙々と仕事をこなす。しかし、『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』以降は大声で叫んだり驚くなど、感情を露わにする描写が多くなった。『宇宙戦艦ヤマト』から『宇宙戦艦ヤマト 完結編』までのシリーズ全作を通じ、航海班レーダー科チーフの太田健二郎と並んで固有のエピソードやその個性を発揮する局面はほぼ皆無である。また、古代より射撃の腕は上という設定も存在するが、新人の北野哲や土門竜介ですら撃っている波動砲については、『完結編』以前のシリーズ作品では1回も撃っていない。物語の本編内では明確に語られていないが、南部重工業公社の御曹司という設定が存在する。砲術部門の責任者として古代を補佐する。原作とは容貌が異なり、銀縁眼鏡の短髪。やや気弱だが優秀な部下であり、最終決戦ではヤマトに残って敵もろとも自爆するという古代の考えにいち早く気づく。結果的には古代に諭され、島大介や森雪らとともに退鑑して地球へ帰還する。『宇宙戦艦ヤマト』のリメイク作である本作では二尉(二等宙尉)の階級を持つ戦術科士官であり、砲雷長を務めるほか、古代の不在時は交代要員として戦術長席に着き即応指揮を執る。東京都出身。年齢は21歳。短髪で整った顔立ちや銀色の眼鏡フレームなど、容貌は他の中堅3人と比べると眼鏡以外は古代と区別が不明瞭であった旧作の容姿から大きく変更された。「南部重工の御曹司」という設定が明確化されたが、本人には会社を継ぐ気はないとされている。ヤマト計画の選抜メンバーに選ばれた際には両親の猛反対を押し切って乗艦した。波動砲に傾倒し、航空隊の必要性を否定するなど、ヤマトの武装に依存したやや浅慮で軽率な面が描かれている。ヤマト乗艦前に同じ司令部勤務だった雪に恋心を抱いており、「心に決めた人」とまで言っていたが、第16話で雪が古代に想いを寄せていることを知って失恋する。南部康雄の実家である工業会社。ヤマトの主砲やコスモガンの製造を行っており、主砲塔内には銘板も存在する。上述の通り、劇中では康雄が御曹司であるという描写は全くと言っていいほどなく南部重工自体も登場しないため、資料上のみの存在であり、事実上裏設定となっていた。しかし、後年の作品では明確に描写されるようになっており、PSゲーム版では南部重工の所有するドックでヤマトの修理なども行っている。『宇宙戦艦ヤマト2199』では、「南部重工大公社」という名称で登場する。経営者は康雄の父である南部康造。世界有数の大手軍需メーカーであり、関連企業に戦艦キリシマなどを建造した「南部造船」や、ヤマトの主砲の三式融合弾の時限信管などを製造した「南部火工株式会社」などが存在する。ヤマトの建造にも深く関わっており、劇中では上述の三式弾を始め、ヤマト艦内の至るところで関連企業の銘が見られる。政府との関係は強く、康雄が実家の筋から政府の極秘情報を手に入れることもある。
出典:wikipedia
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