広西チワン族自治区(広西壮族自治区)(こうせいチワンぞくじちく、、)は、中華人民共和国南部の自治区。中国最大の少数民族チワン族の原住地。隣の広東省と併せて「両広」と言われることもある。首府は南寧市。西は雲南省、北は貴州省、湖南省、東は広東省と接し、南はトンキン湾に面する。南西はベトナムと国境を接する。北部には東西に南嶺山脈が走り、湖南省との境をなす。珠江の流域が区の内陸部の多くを占める。亜熱帯性気候で、二期作、三期作が可能である。著名な観光地桂林が東北部に所在する。広西チワン族自治区は約5万年前の旧石器時代は柳江人、白蓮洞人の活動地域であった。史書の中では古くは百越あるいは百粤の名称で登場し、チワン族は古代の百越の西甌及び雒越支系の末裔であると考えられ、広西に最も古くから居住していた民族である。前221年、中国統一を達成した秦朝は広西に桂林郡及び南海郡、象郡(後者2郡は一部)を設置している。宋代になると広南東路及び広南西路が設置され、現在の広西全域及び雷州半島及び海南島を管轄した。元末になると広西行中書省が設置され、ここで「広西」の名称が使用されて以降中華人民共和国初期に至るまで広西省の名称が使用された。中華民国時代は新桂系軍閥の勢力下に於かれていた。1949年12月11日、中国共産党により「解放」されている。1958年3月5日、広西チワン族自治区に改編された。行政区域は14の地級市からなる。広東省の製造部門 広州市から高速道路で数時間 大型港湾を複数保有する、沿海地域 ベトナムに隣接サトウキビ、桑蚕繭、漢方薬材、松脂(ロジン) - サトウキビから作る砂糖は全国の60%のシェア 発電、機械工業、アルミニウム、製紙(サトウキビの搾りかす利用)、冶金、建材、食品加工自治区政府は自動車部品産業振興に重点を置き、柳州に部品生産基地を開発中。広西統計年鑑(2004年)によると、香港企業による投資が一番多い。NEC、シチズンファインデバイス(シチズン子会社)、ダイセイ化学、王子製紙、丸紅、荒川化学など。5カ所の空港:欽州港、防城港、北海港があり、いずれも大型コンテナ船の乗り入れが可能。鉄道があるため、貨物の積み降ろしも便利である。雲南省、貴州省、湖南省、広東省、ハノイに結ばれている。自治区南部の憑祥市にある友誼関は中国とベトナムとの主要な門戸となっている。これ以外にも自治区はベトナムと長大な国境線で接しており、住民同士が日常的に行き来している。1979年の中越戦争勃発によって中国とベトナムの経済関係は断絶してしまったが、1989年になってソ連の崩壊が始まると中越関係は改善の兆しが見られるようになり、小規模な国境での民間貿易が始まり、ソ連崩壊後の1992年中越国交は完全に正常化した。
出典:wikipedia
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