武蔵浦和駅(むさしうらわえき)は、埼玉県さいたま市南区別所七丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。当駅に乗り入れている路線は、線路名称上は東北本線(別線)と武蔵野線であり(詳細は路線記事および「鉄道路線の名称」を参照)、東北本線を当駅の所属線としている。東北本線別線に関しては、運転系統としては埼京線の電車が乗り入れており、旅客案内では「東北(本)線」の名称は用いられない。この他、当駅の武蔵野線西浦和方からは東北本線の与野・大宮方面へ通じる武蔵野線支線(西浦和支線)が分岐している。この支線は主に貨物列車が使用するほか、「しもうさ号」などの旅客列車も経由している。下り線(与野方面)は駅のすぐ西側で武蔵野線から分岐しているが、上り線は西500メートルほどの地点で合流している。これらの分岐・合流地点は、当駅が開業する前は田島信号場とされていた。武蔵野線は相対式ホーム2面2線(1・2番線)、埼京線は島式ホーム2面4線(3 - 6番線)を有する高架駅である。埼京線は当駅で上下線ともほとんどの列車が緩急接続を行う。埼京線が武蔵野線をオーバークロスしているが、武蔵野線支線への分岐のためそれぞれのホームは両線の交点から少しずれた位置にある。1番線ホームへは階段を使い武蔵野線の線路の下をくぐって至る格好となるため、乗り換えは長い距離を歩く。4・5番線は各駅停車が快速・通勤快速を接続待避するほか、平日の朝夕ラッシュ時は新宿・大崎方面へ折り返す列車が発着する。改札口は1か所のみ(自動改札機設置)である。指定席券売機・自動券売機・みどりの窓口が埼京線ホーム下の改札口右手に設置されている。武蔵野線のホームへは連絡通路を介するため距離がある。埼京線ホームは外側の3番線と6番線を本線としており、当駅で快速・通勤快速を待避する各駅停車や当駅始発・終着列車は、待避線である4番線と5番線を使用する。(出典:JR東日本:駅構内図)1985年9月30日開業の埼京線の各駅(全10駅)には、駅ごとに異なる色が配されている。当駅のカラーは桜色である。全番線櫻井音楽工房製で、両線共に大宮支社標準の組み合わせを使用している。バリアフリー設備は、埼京線ホーム(3・4番線、5・6番線)へは上り・下りエスカレーターとエレベーターが各1基設置されている。このうちエスカレーターは、平日朝ラッシュ時には2台とも上り専用となる。武蔵野線ホームの2番線(府中本町方面)へは階段を使わずに移動できる。1番線(西船橋方面)側にはエスカレーターが設置されているが、エスカレーター設置以前は階段昇降機(リフト)が設置されていた。また、1番線と2番線とはエレベーター2基と通路で結ばれている(2014年3月17日に供用開始)。トイレは、改札内に1箇所設置されている。多機能トイレも設置されている。コインロッカーおよび証明写真自動撮影機が、改札内外にそれぞれ1箇所設置されている。改札内を通過する乗り換え客が一日約15万人に上ることから(下記)、2014年12月に店舗22店で構成される駅ナカビーンズキッチンを開業した。運営はジェイアール東日本都市開発が行っている。また、老舗書店として知られる須原屋が初めて駅ナカに店舗を展開した。"※その他のテナントの詳細は、公式サイトのフロアガイドを参照。"2015年度の1日平均乗車人員は50,407人である。また、2010年度の埼京線-武蔵野線間の1日平均乗換人員は91,971人である。なお、統計には含まれていない乗り換え客も含めた場合は1日約15万人となっている。埼京線の赤羽 - 大宮間で通勤快速が停車する唯一の駅であることもあり、さいたま市内で最も都心への距離やアクセス時間が短い駅として利便性が高い。再開発によってタワーマンションが次々と建設されていることから、利用者数は増加傾向にある。開業以降の年度別の1日平均乗車人員は下表のとおりである。"別所、沼影も参照。"当駅周辺は、さいたま市の副都心と位置付けられており、約52haが9つの街区に分けられ、複数の大規模再開発プロジェクトが進行中または完成している。駅前には南区役所の入る複合施設サウスピアがあり、超高層のタワーマンションが八棟竣工、または建設中である。ホテル・オフィス・商業施設などの建設も検討されている。当駅に発着する路線バスは、国際興業バスにより運行されている(羽田空港への共同運行路線を除く)。東西の駅ロータリーおよび駅高架下の「田島通り」に、複数のバス乗り場が設置されている。
出典:wikipedia
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