オースミシャダイは日本の競走馬、種牡馬。1988年に中央競馬でデビューし、ダート戦で2勝を挙げたあと、1989年のクラシック三冠すべてに出走した。20頭立てで行われた皐月賞では単勝16番人気の低評価ながら4着となっている。重賞の京都4歳特別で2着となったためオープンクラスに編入され、しばらくは苦戦が続いたが、1990年に入ると芝の長距離路線に活路を見出し、阪神大賞典、日経賞と重賞を連勝。天皇賞（春）や第35回有馬記念にも出走した。翌1991年の天皇賞（春）では3着となった。馬主の山路秀則が初めて所有した重賞勝ち馬（山路いわく「最初に親孝行してくれた馬」）であったオースミシャダイは、競走馬を引退したあと山路の温情により種牡馬となり、ダートグレードGIのダービーグランプリを優勝したナリタホマレを筆頭に、地方競馬の重賞勝ち馬を輩出した。

出典:wikipedia