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変身忍者 嵐

『変身忍者 嵐』(へんしんにんじゃ あらし)は、1972年(昭和47年)4月7日から1973年(昭和48年)2月23日まで毎日放送・NET(現:テレビ朝日)系列で毎週金曜日19時00分 - 19時30分に全47話が放送された、東映と毎日放送製作の特撮テレビ番組。第15話より新聞のラテ欄表記が『へんしん忍者あらし』に変更された。『仮面ライダー』のヒットを受け、変身ヒーローに『仮面の忍者赤影』などの時代劇の要素を加え制作された作品。原作者と放送局、メインライター、監督、ナレーターも『仮面ライダー』と一緒で、監督の内田一作は絵巻物風の考証資料まで独自に用意し関係者へ配り、スタッフ一同「時代劇版仮面ライダー」を作ろうと大変な意気込みだったという。本作を機にNET→テレビ朝日系列の金曜19時台前半では40年以上に渡って子供向け番組が続いており、1981年より『ドラえもん』が放送されている。本作は時代劇であるが、企画当初予定されていた東映京都から東映東京制作に変更されたため、東京近辺で撮影されている。製作スタジオの東映生田スタジオとしても初の時代劇製作であり、そうした経緯で演出陣には、過去に東映京都に在籍していた内田、折田の両監督が起用された。ただ、折田は忍者物の演出経験はあまりなかったそうで、「東京近辺でいかに時代劇が撮れるか、生田スタジオの内田有作所長と、確かめるようにして製作していた」と述懐している。ロケは他社の東京制作の時代劇同様、柿生や鶴川、多摩川周辺が多く、7話や28話など劇中たびたび見られる宿場町は、当時多摩川べりにあった国際放映の時代劇用セットを使用。34・35話では姫路城でロケが行なわれた。当時東村山に住んでいた主演の南城竜也は、始発電車でも集合時間に間に合わないため生田スタジオの守衛室に寝泊まりすることもしばしばあったという。毎日放送は本作に非常に力を入れており、『仮面ライダー』級のヒットを期待した。ゴールデンウィークの5月3日には、10時15分から10時55分の40分枠で特別番組『へんしん!変身!あらしと仮面ライダー - 変身忍者嵐のひみつ - 』を放送した。これは『ライダー』のスペシャル映像に、科学技術館に視聴者代表の子供たちを招いて行われた公開録画イベントを併せ、さらに第5話「恐怖!ネコマンダラ!!」を加えたもの。よって、この連休中に、5話と6話が一日おきで放送されることとなった。同日にTBS系で『ウルトラマンA』が開始されたことで、キー局エリアの関西地区では10.8%、関東地区では4.1%といった具合に、第1話から視聴率の苦戦を強いられていた。企画の平山亨は、「『ウルトラマンA』との視聴率競争に負けたのは、1クール目の特番に原因がある」と語っている。その対抗策として、たび重なるテコ入れを実行。第13話以降は「時代にそぐわぬ要素で、その奇想天外さを売りにする」として、「血車潜水艦」や「カラス気球」、「鉄人大王」(ロボット)などが登場した。さらに第21話以降は「西洋妖怪編」がスタート。レギュラーの顔ぶれが変わり、敵が化身忍者から西洋妖怪に変更されるなど、当初の路線とはやや離れる結果となった。一方で、ハヤテやタツマキらの時代劇離れしたカラフルな忍び装束を地味な装束へと変えるなど、より本格時代劇らしい作劇も行なわれた。第3クールでは百地仙人の著した「忍者大秘巻」をめぐるハヤテたちと西洋妖怪軍団による争奪戦が描かれ、第4クールからは「大魔王サタン編」と変わり、ハヤテの母捜しのエピソードがメインテーマとなった。嵐の武器は刀からバトンに、必殺技も「ガンビーム」なる光線技に変更された。また、実現はしなかったが第25 - 27話では、仮面ライダーと滝和也をゲスト出演させて血車党の壊滅を描くという、大胆な案も検討されていた。一方の『ウルトラマンA』でも路線変更が度々なされており、双方で視聴率競争によるテコ入れが行われていたとされる。話題作りとしても、児童層のファンも多かった高見山、ファイティング原田、沢村忠などの有名人がゲストとして出演し、ジャイアント馬場や堺正章などもゲストとして検討されていた。第16話では、監督の折田至が同じ発明協会会員だった縁で、柳家金語楼、山下敬二郎親子がゲスト出演。ほかにも嵐寛寿郎、戸上城太郎などの大物俳優を出演させて映像を引き締めている。初期のエピソードから化身忍者の怪奇性が強調されてはいたが、中盤の西洋妖怪編では、人間を襲って生き血を吸い吸血鬼に変えて操るドラキュラなど、それまで以上に怪奇性の強いエピソードが多数作られた。折田は、「時代劇ということで、どうしても画面が怖くなってしまうのが反省点だった」としている。後半にヒロインが降板し股旅ものとなる展開では、『河童の三平 妖怪大作戦』との類似が関連書籍などで指摘されている。平山亨によれば、主演の南城竜也の発声力が弱く、強い声がどうしても出せなかったので、嵐の声は9話以降、場面によって池水通洋が吹き替えることになったという。また、39話で月ノ輪と合体した後はハヤテの声を市川治が吹き替えている。嵐は大野剣友会の中村文弥がメインで演じている。嵐は面が重いうえ、トサカの部分が刀を振るのに邪魔になり、また刀を腰ではなく背負って帯びていたのも演りにくかったと述べている。通常、時代劇の殺陣では、下半身が着物の裾や袴で隠れるのが、嵐の場合は脚が丸見えであるのでごまかしがきかず、膝を曲げ、重心を下げた時代劇の殺陣の基本を常に意識しなければならず、神経を使ったという。江戸時代、謎の怪人・魔神斉を頭とする忍者集団血車党(ちぐるまとう)が、日本を征服すべく活動を開始した。化身忍者の秘法によって父に肉体を改造された元血車党の青年・ハヤテは、変身忍者嵐に化身し、仲間の伊賀忍者たちとともに、父の過ちの償いと日本の平和のため血車党に立ち向かう。「血の掟」によって団結する千年の伝統を持った忍者集団。化身忍者と呼ばれる改造人間を操り、平和になりつつあった世の中を再び戦乱の世に戻し日本征服を企む。嵐の出現によって日本征服が遅れたため、西洋怪人を引き連れた悪魔道人と協定を結び嵐を苦しめた。実は大魔王サタンが影で操っていた。嵐によって日本征服が遅れていた血車党が呼び寄せた妖怪軍団。血車党の化身忍者をはるかに凌ぐ能力を持つ西洋怪人を操り嵐を苦しめた。実は大魔王サタンが影で操っていた。ほかほかすべて東映ビデオより発売。放映と同時期には漫画版が『週刊少年マガジン』、『希望の友』(以上、石森章太郎・作)、『冒険王』(石川賢・作)、『おともだち』(細井雄二・作)に連載された。単行本化の際に、『希望の友』版は『新・変身忍者嵐』に、石川賢版は『変身忍者嵐外伝』にそれぞれ改題した。石川版はテレビ版とほぼ同じストーリー構成だが、石森版の二作品はいずれも血車党を倒した時点で話が終わっている。ただし『希望の友』版は西洋妖怪やUFO、魔神斎の正体など部分的にテレビ版後半の要素も導入されている。また、この内『週刊少年マガジン』版を下地とした後日談の漫画『変身忍者嵐 SHADOW STORM』も製作されている。2012年11月から2013年4月まで、Youtubeの「東映特撮 YouTube Official」にて配信が行われたほか、2015年3月から8月まで再配信が行われた。

出典:wikipedia

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