『ぼくのなつやすみ』は2000年6月22日にソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたPlayStation用ゲームソフト。第5回日本ゲーム大賞ニューウェーブ賞受賞、第3回文化庁メディア芸術祭展示作品。2006年6月29日にPlayStation Portable用にイベントや登場人物を追加したリメイク移植版の『ぼくのなつやすみポータブル ムシムシ博士とてっぺん山の秘密!!』も発売された。当時のキャッチコピーは「なくしたもの思い出しゲーム」制作会社は、ミレニアムキッチン。最初の情報公開となった1999年夏発売のゲーム雑誌では同年秋に発売予定と告知されていたが、「夏休み商戦に合わせたほうがいい」との判断により発売が翌年に延期され、PlayStation 2の発売後に世に出ることとなった。本作の好評を受け、ソニー・コンピュータエンタテインメントのゲーム機でシリーズ化されている。母親が臨月を迎えたため、田舎の親戚の家へ預けられた9歳の「ボク」(名前)が、夏休みの1ヶ月間、昆虫採集や虫相撲、魚釣りなどをしていくゲーム。1975年(昭和50年)の、北関東のどこかに存在する森や山に囲まれた架空の田舎、月夜野が舞台となっている。なお、群馬県みなかみ町(旧月夜野町)の後閑駅付近の「月夜野」という地名が有力だが、もう一か所「月夜野」という地名があるため、群馬県とは限らない。綾部さんは本作の発売の翌年に山梨県の道志村を訪れ、環境音を録音した。ゲーム内の環境音は、すべて実際の現場で収録している。登り窯や木の橋など、モデルがある。「昆虫採集」、「魚釣り」、「絵日記」、「洞穴探検」など、昔の子供達がしたであろう遊びや行事が取り入れられている。また、自然が豊かな「田舎」をリアルに再現したフィールド設定などが特徴。説明書に「大人のだめをどんどんやりましょう。ダメなことほどやりたいこと。大人のだめをどんどんとことんやりましょう。それが楽しい夏休みを過ごすための基本です。」と書いてある。追加イベントにおけるボクの台詞は、PS版の制作時に録音した未使用のものが使われており、スタッフロールでのボクの役名にも『進藤一宏(子役時代)』と表記されている。新たに虫の数がPS版の64種類から128種類になり、2倍となった。必ず注射器をして標本にしなければならない。動いている虫は選択することができない。また、まだ捕獲していない虫が近くにいると、「NEW」というマークが出てくる。虫相撲では、「お気に入り」甲虫を、次プレイに連れて行くことが可能となった。また、アドホック通信を使うと、「お気に入り」の甲虫を他人にプレゼントしたり、交換したりすることができる。好評だった「ぼくのなつやすみ2」のルールを採用。PSPには振動機能がないので、魚がかかると、画面上部に「HIT」マークが出る。兄長男。亡くなっている。話の中でしか出てこない原作・脚本・監督・ゲームデザイン - 綾部和キャラクターデザイン - 上田三根子背景美術 - 草薙システムグラフィック - ミレニアムキッチンプログラム - アトリエ・ドゥーブル音楽ムービー制作 - カンフーマスタープロダクションムービー・SCEIムービースタッフ音響制作 - SCEIサウンドグループゲームデザイン"企画"・制作 - ミレニアムキッチン"制作"・著作 - 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント(旧株式会社ソニー・コンピュータエンタテイメント)制作指揮・プロデュース - 株式会社コントレイル制作協力 - 株式会社ポリフォニー・デジタルPSP版からの主なスタッフ本作の制作ミスで、まだ夜になっていない(電灯のひもが表示されていない)ときにも一日を終える(就寝する)ためのボタンが有効のままである。そのため、絵日記の画面で「もどる」にカーソルを合わせた状態で↑を押すとカーソルがひもが表示される位置に移動し、そのまま○を押すことで一日を終えられる(就寝することができる)バグがある。また、本作のスタート画面にある「夏休みの思い出」から、クリア後のセーブデータを読み込んで夏休みの絵日記を振り返ることができるが、そこでも上記のバグは有効である。「夏休みの思い出」で上記のバグを起こした場合、8月32日以降のありえないはずの日付を過ごすことができる。主な現象として、日記の日付が32日以降に進んでいき、グラフィックがおかしくなる、家にも外にも人が誰もいなくなる、BGMが再生されなくなる、フリーズを起こす、文字化けするなどがある。昼前までは家から出られない。制作会社の代表である綾部は、「絵日記を見ている状態で寝ないでそのまま翌日に移動する」というバグがエンディングの8月31日の絵日記でも有効だったため、本来なら存在しない8月32日以降のデータを無理矢理参照したために発生すると説明している。36日(もしくは34、39日)になると絵日記を書く途中にフリーズしてしまい、それ以降の続行はできない。ぼくのなつやすみ美術館
出典:wikipedia
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