クリムゾン・ヴァイパー (Crimson Viper) またはC.ヴァイパー(C. Viper)は、カプコンの対戦型格闘ゲーム『ストリートファイターIV』シリーズなどに登場する架空の人物。担当声優は園崎未恵。『ストリートファイターIV』(以降『ストIV』と表記)から登場する新キャラクターの1人。マーケティングや海外スタッフのアドバイスから、海外向けの人気キャラになるようなデザインにされたキャラクター。新キャラクターの中では最も早い段階で発表されている。『MARVEL VS. CAPCOM 3』(以降『MvC3』と表記)にも『ストIV』シリーズからの登場枠でプレイヤーキャラクターとして登場。テーマ曲も『ストIV』シリーズでの自身のテーマ曲「Theme of C.Viper」のアレンジ版が使用されている。さまざまな場所で暗躍する、正体不明の謎の女性エージェント。シャドルーの下部組織である軍事企業S.I.N社の社員であり、そこではマヤと名乗っている。かつて頓挫していた「戦闘補助スーツプロジェクト」を建て直した功労者でもあり、幹部からの評価も高いエリートである。同社が主催する世界格闘大会開催に際し、開発したスーツの評価と実験を兼ねて自らが試作品を着用し、大会への出場を表明する。ヘビを模した赤毛のロングヘアーがトレードマークで、地面につきそうなほど長い髪の毛を頭頂部でまとめてから三つ編みにして後ろに流している。自身が身に着けているスーツには各所に改造した武器が仕込まれており、電撃や炎を放出することが可能。戦闘では自身の体術とそれらの隠し武器を組み合わせ、高い戦闘力を発揮する。黄色のサングラスと黒色のスーツに白いYシャツ、青いネクタイといういでたちで、Yシャツは胸の部分のボタンを外しはだけさせている。基本的に仕事においては義理人情には流されずにビジネスでしか行動しない冷めた性格。一方で娘のローレンに対してはエージェントとしての顔を見せず、普通の母親と変わらない深い愛情をもって接している。また「ミズ・パーフェクト」の異名通り仕事は完璧にこなすが、料理や裁縫などの家事は苦手で不器用なところがある様子。学生時代に、学校を抜け出したことがある。表向きは、S.I.N社の社員であるが、その正体はCIA(アメリカ中央情報局)から送り込まれたスパイであり、「クリムゾン・ヴァイパー」という名前も、その組織内で使われている呼称である。自身以外にもシャドルーを追跡していたメンバーはいたが全員死亡している。『ストIV』の公式サイト内で発表された小説『ストリートファイターIVビギニング』に登場した「スマルト・レイヴン」はヴァイパーとの共通点が多く、同じシャドルー追跡を目的とする立場の人間であったことが明かされているが、両者の具体的な関係は語られていない。スマルト・レイヴンは『ストリートファイターV』(以下『ストV』と表記)の公式サイト『シャドルー格闘家研究所』の「キャラ図鑑」で初めてプロフィールが公開されたが、キャラクターデザインが『ストIV』の設定イラストとは別のサングラスと黒いスーツを着たロングヘアの男性に変更されている。オリジナルアニメーション『〜新たなる絆〜』では作品のキーキャラクターとして登場しており、同作品内では、S.I.N社のCEOであるセス直属の部下であり、彼の命令を受けてリュウとその親友であるケンに接触を試みる。その為、ケンの妻であるイライザにも接触し彼女を騙して利用するが、その後に拉致する。また、リュウの救出に現れたキャミィをスーツの特性を生かした独特の戦闘スタイルで一方的に打ち負かしている。浚ってきたイライザに対しては手荒なことはしなかったものの、彼女からは冷たい目で睨まれていた。女性ファイターであり、シャドルーの関係者というキャラクターの設定から、ICPOの捜査官・春麗やイギリスの特殊部隊「デルタレッド」の隊員キャミィとの接触が多く見られる。また、「マヤ」や「クリムゾン・ヴァイパー」など様々な呼び名を持つが、いずれも本名ではなく、その本名は明らかになっていない。『ストV』では参戦しないが、各キャラクターのストーリーモードのイラストに登場している。本作では灰色のボディスーツを着て、ベガのストーリーでは密かにシャドルーの捜査を行ったり、ラシードのストーリーでは「マヤ」して彼とソーシャルメディアで連絡を取っている。また、かつてS.I.N社の同僚だったジュリやシャドルーとは別の秘密結社の副総統・ユリアンとも遭遇する場面もある。ゼネラルストーリー『A Shadow Falls』においては未登場。また、シングルマザーであることは明かされているが、ローレンの父親については不明。『シャドルー格闘家研究所』の「キャラ図鑑」ではローレンと過ごす時の服装(私服)と潜入捜査以外での仕事着のイラストがある。必殺技はスタンダードな性能を持つものが多く、遠中近のどの間合いに対しても一通り対応した技が揃っているオールラウンダー。一方で必殺技による奇襲やその対になる必殺技のフェイント、ハイジャンプキャンセルによる連続技などのテクニカルな要素も揃えており、奥深い性能を持つ。その反面、非常に打たれ弱い。『MvC3』でもこれらの性能は踏襲されているほか、EX技・セービングアタックなども固有技として実装されている。
出典:wikipedia
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