戸出駅(といでえき)は、富山県高岡市戸出町二丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)城端線の駅である。相対式ホーム2面2線を持ち、列車交換が可能な地上駅。上りホーム側に駅舎があり、下りホームへは跨線橋で連絡している。北陸広域鉄道部が管理し、高岡市の補助を受けたJR戸出駅利用促進協議会が駅業務を受託する乗車券類簡易委託駅であり、3人のJRのOBの駅員が交替で配置され、POS端末による窓口発券を行っている。駅舎は中越鉄道から請け負った西砺波郡戸出町の川合市兵衛および、東砺波郡油田村の平松達次郎によって施工され、1896年(明治29年)10月10日に竣工した(建設費は297円50銭)。現在まで増築などはされているが全面改築されたことはなく、福野駅と並んで秋田県以南の日本海側では最古の駅舎である。富山県近代歴史遺産に指定されている。跨線橋は第二次世界大戦中、金属類の供出のため一旦取り壊された。戦後、住民および町の要望により再度架設されることとなり、川田工業の施工により1954年(昭和29年)12月15日より供用を再開した。「富山県統計年鑑」「高岡市統計書」によると、一日の平均乗車人員は以下の通り。中越鉄道開業時、最初に使用された機関車「中越弁慶号」は戸出駅東側にあった機関庫で組み立てられた。機関車の材料部品はイギリスのナスミス・ウィルソン社製であり、伏木港にて川舟に積み換えられた後に千保川、玄手川を利用して柳島(現在の高岡市西藤平蔵柳島地区)まで運ばれ、その後陸送で戸出機関庫へ運び込まれて組み立てられた。砺波市のチューリップ公園に展示されている蒸気機関車もここで組み立てられたものである。
出典:wikipedia
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