てれすことは、落語の演目の一つで、そのストーリーに登場する架空の生物の種名。魚類である。てれすこを乾燥させたものをすてれんきょうと呼ぶ。落語『てれすこ』のあらすじは以下の通りである。3代目三遊亭金馬は、さらに「してみりゃ、あたりめェ(スルメの異名あたりめと当たり前をかけている)の話」と加えて演じ、これを落ちとすることもある。金馬のほか2代目三遊亭円歌、6代目三遊亭圓生、橘ノ圓都が得意としていた。上方の圓都の演出では舞台を長崎に設定していた。鎌倉時代の『沙石集』巻八第十六話を素材に作られたとされている。『沙石集』では生を「くぐるくつ」、乾燥品を「ひひりひつ」と呼んでいる。江戸時代の笑話集『醒睡笑』では、生を「ほほら」、乾燥品を「くくら」と呼ぶ。吉四六噺にも全く同趣向の噺があり、そこでは生を「ばばくろう」、乾燥品を「おっきゃらまあ」と呼んでいる。北海道江差町の繁次郎話では、生を「キンキラキンノキン」、乾燥品を「カンカラカンノカン」と呼ぶ。しかし、てれすこ、すてれんきょうの語源については、はっきりしない。てれすこはオランダ語で望遠鏡を意味する「テレスコ」"telesco"(複数形・英語の「テレスコープ」"telescopes"に相当)、すてれんきょうは「ステレン鏡」であり、「ステレン」はオランダ語の「星々」"de sterren"、つまり同じく天体望遠鏡のことだとする説がある。英語由来の「ステレオ鏡」(ステレオグラムを、平行法や交差法のように無理をしないで見ることができるビューア)、または、ロシア語の鱈(トレスカ、)・コチョウザメ(ステルリャジ、)とする説もある。
出典:wikipedia
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