糸貫川(いとぬきがわ)は、岐阜県本巣市と本巣郡北方町、瑞穂市を流れる木曽川水系の河川。長良川に合流する一級河川である。岐阜県本巣市上保の席田(むしろだ)用水から分水する。国道157号に沿い南下し、モレラ岐阜、糸貫中学校付近を通過し、北方町に入る。北方町西部を南下し、瑞穂市に入る。瑞穂市内では蛇行しながら、南東へ流れる。旧中山道を越え、天王川の一部と合流し、瑞穂市生津天王東町で長良川に注ぐ。根尾谷から扇状地に流れ出る根尾川筋は、奈良時代より前は現在の犀川、古根尾川が主な流れであった。その後、奈良時代前半に起こったとされる洪水で、現在の席田用水から糸貫川へ至る流れが誕生し、徐々に主流となった。しかし、1530年の大洪水により本巣市山口で糸貫川がふさがれ、藪川(現在の根尾川)が新しい主流となった。1944年(昭和19年)の根尾川改修で藪川から糸貫川を完全に締め切り、糸貫川を廃川にし、水門を設け席田用水として利用することにした。糸貫川の川幅は大幅に狭まり、跡地は紡績会社、高校、役場などに利用された。
出典:wikipedia
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