宝井 誠明(たからい まさあき、1975年11月2日 - )は東京都出身の俳優。血液型はO型。特技はテニス、野球、サッカーなどの球技。アクション、殺陣、ダンス、日舞。1992年、周防正行監督にスカウトされ、周防監督の大ヒット映画「シコふんじゃった。」で本木雅弘の弟役でデビュー。その後「水の中の八月」「Shall we ダンス?」「陰陽師II」「それでもボクはやってない」「おくりびと」など数多くの話題作、映画、ドラマ、CM、舞台で活躍。特に数々のCMで印象的にキャスティングされ好評を博す。出演作や監督にも恵まれ、ドラマでも幅広いく魅力的な役柄が多い。カリスマな人気を誇る才能ある監督達に好かれ、人柄の良さやユニークな演技の持ち主。2枚目から3枚目と役の幅も広い。CM「ジャックスカード」でのスキンヘッドのお坊さん役から映画『アナザーXXマトリの女』での最後のどんでん返しの中国人マフィアのボス役までリアルに自然に演じ分けている。役作りの徹底さから、それぞれの作品の役が同一人物が演じているように見えず、生の舞台をよく知る知人が観ていても、しばらくは本人だと気づかないという。デビューのきっかけは、高校に入学してすぐ、隣の席の女の子が、「あなたの人生を変えるかもしれない。写真を何枚かちょうだい。」と宝井の写真を株式会社フロム・ファーストプロダクションの関係者に渡したところから『シコふんじゃった。』映画製作者にわたり、宝井と周防組主要スタッフと面談。その時、周防正行監督が「本人の前ではなんですけど、僕のイメージに近いです。」と本木雅弘の弟役にその場で決定。そのまま高校一年生の夏休みを使って映画撮影。翌年の新春ロードショー公開時は若乃花・貴乃花相撲ブームと奇跡的に重なり各賞総ナメの空前の大ヒット作となる。その後、『シコふんじゃった。』は大人気作品となりファンが多く後々語られる名作となる。(のちに宝井は雑誌インタビューで「業界関係者にはシンデレラボーイと言われていた。」と語っている。)映画出演は学校の反対もあり、学校まで周防正行監督と桝井省志プロデューサーが出演許可を頼みに行ったという。そのため宝井に芸名をつけようとしたが映画公開用プログラムに間に合わず、”芸名未定の美少年”と記されている。その時、竹中直人から何度も「タカライラカタ」にしろと何度も言われたという。映画界の風習的に役名「山本春雄」を芸名にとスタッフの間では盛り上がったが、結局のところ映画公開後、俳優活動にあたり本人たっての希望から、結局芸名はつけず本名でいくことにしたという。映画のヒットや本人の活躍により、「芸能活動を許さなかった学校側や、ひと夏のアルバイトだけだと反対していた両親も、次第に応援するようになっていった。」とのちのインタビューで語っている。映画『シコふんじゃった。』のスクリーンデビューを機に主演の本木雅弘や竹中直人の所属する株式会社フロム・ファーストプロダクションに所属。20年ほど所属した後、事務所を数回移籍。現在は、株式会社オフィスベアに所属。日本人の海外映画出演機会がほとんどなかった当時、ピーター・グリーナウェイ監督1996年映画『The Pillow Book(邦題:ピーター・グリーナウェイの枕草子)』への重要な役での出演話があったが出演にはあと一歩至らなかった。CM等オーディション毎に数多く決まり、事務所スタッフも把握しきれないほどの撮影やオファーがあった。当時の事務所デスクは「嫌でも、仕事が来る。」とぼやくほど、知名度のない俳優が良質な仕事が沢山出来ることを、誰も理解できなかった。オーディションをすれば合格率が高いと、当時のCMキャスティング業界で宝井誠明の名を知らない者がいなかった。イメージの良さからか、大王製紙 「elis ウルトラガード」のCMでは、生理用品のCMに珍しく男性としてメインで出演している。近年では、映画や俳優にとってかかせないアクションにも力を入れ活動中。2013年頃、日本有数のアクション業界人達との縁から、本格派アクションもできる俳優として現在稽古に励んでいる。タレントの徳花美紀と知り合ってから5カ月での電撃スピード婚 入籍(2014年9月14日)していたとスポーツ報知新聞(2014年9月28日発売)が報じた。その後、全ネットニュース各社や紙媒体が後を追って一斉に報じた。映画『ハッピーウエディング』(2015年)は、新郎新婦役に夫婦で出演。結婚お祝いキャスティングされたという美談がある。2015年12月7日付けの宝井誠明オフィシャルサイトにて離婚報告がされている。
出典:wikipedia
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