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大水滸シリーズの登場人物

大水滸シリーズの登場人物(だいすいこシリーズのとうじょうじんぶつ)は、北方謙三の小説『大水滸シリーズ』(『水滸伝』およびその続編の『楊令伝』『岳飛伝』)に登場する架空の人物の一覧である。腐敗した宋を打倒し、新しい国を作るために宋江と晁蓋、およびその同志たちが蜂起した叛徒の集団。原典では梁山湖一帯が根城だが、本作では梁山湖の湖寨を本拠に二竜山・双頭山・流花寨という三つの拠点が存在する。宋江・晁蓋の二人を頭領に官軍の将校や盗賊、教師や農夫・漁師など様々な出自の男たちが加わっていく。民を襲う賊徒とは異なり、闇塩の道による利益という独自の糧道を確保している。犠牲を払いながらも勢力を拡大し、やがて宋との全面対決を迎えていく。梁山湖に浮かぶ島に建設された湖寨と、後に湖周囲に建設された九竜寨の総称。賊徒の王倫が根城にしていたものを宋江と晁蓋一派が奪取、反乱の拠点とする。梁山泊一帯は複雑な水路という天然の要害であり、また地方軍の管轄の境界に位置するため軍の干渉を受けにくいという利点もある。戦力として本隊、騎馬隊・遊撃隊、水軍、特殊部隊などが常駐する。湖塞には聚義庁や文治省、工房・造船所といった施設に加えて畑なども存在する。梁山泊の高台に位置する建物。元々は王倫に命じられて李雲が建てたもの。各所への命令や会議など、梁山泊全体の意思決定を行う。また、宋江・晁蓋や呉用などの私室もある。入り口には晁蓋をはじめ、各部署の責任者・指揮官の名を黒字で記した札が掛けられている。死亡した者は札が裏返されて名前が赤字で表示される。梁山泊本山を拠点とする軍。梁山泊の防衛や各地への遠征を担当する。兵の大半は二竜山で調練を受けて配属される。官軍と比べて兵数で劣る分を、指揮官の能力や兵の錬度で補う。上級将校が慢性的に不足しており、将校一人で数千単位を指揮する状況が多いという問題を抱えている。最終決戦では、陥落した双頭山・二竜山から脱出した戦力も加えて童貫戦に臨んだ。林冲と史進がそれぞれ指揮を執る部隊。林冲騎馬隊は梁山泊旗揚げ直後に、遊撃隊は史進たちが梁山泊に合流してから創設された。両隊とも騎馬を多く抱えるため、梁山湖の北辺に建てられた九竜寨(くりゅうさい)を本拠地とする。中でも林冲の黒騎兵・史進の赤騎兵・索超の青騎兵は突破力・速度ともに梁山泊随一の精強さを誇る。童貫との決戦前後には、徐寧が率いる遊撃隊や産休から復帰した扈三娘の予備隊も組織された。梁山泊の事務・内政面を担当する部署。梁山泊旗揚げと同時に創設され、事前に加入していた蕭譲や裴宣たちがそれぞれの業務を担当する。後に梁山泊が制圧下に置いた鄆城などの自由都市の行政・物流も担当する。自由都市は商いの税が徴収されないため商人が集まりやすく、物流を活性化させることで梁山泊の補給拠点として利用できるというメリットがある。梁山泊の医療を担当。養生所と、それに併設する形で薬方所が建っている。ただし安道全も薛永も自分の仕事に熱中するため、当初は白勝が事務を担当して利用者の案内を行っていた。軍馬の管理・仕入れを担当。九竜寨の牧で働くことが多いが、騎馬隊の調練などで他の拠点へ赴くこともある。馬の仕入れ先は主に北方だが、輸送の問題があるため宋軍に偽装するほか、闇塩の流通ルートを利用して行う。主に梁山泊内の工房で生産・製作を担当。拠点の建設・修理のほか造船・兵器開発にも携わるなど、仕事は多岐にわたる。最終決戦時には多くの職人が、水軍への転属という形で梁山泊から脱出させられた。表向きは梁山湖の湖畔にある飯店の店主だが、実際は船隠しの管理も担当する。複雑な水路で守られている梁山泊へ渡るために、船隠しの管理は重要な役割を果たす。梁山泊メンバーたちが飲食をすることが多く、朱貴が考案した魚肉入り饅頭は多くの者に好まれる。梁山泊や流花寨流域の水上戦を一手に引き受けるが、時には本隊の兵員輸送を担当する。編成には張順の潜水部隊、阮小二の造船部隊を含み、戦闘では項充の水陸両用部隊も加わることが多い。梁山泊旗揚げ当初から阮兄弟が中心となって創設・整備していたが、呼延灼戦後の再編により李俊が総隊長に就任する。通常の部隊とは異なる役目・特徴を有する部隊。作中で特殊部隊という分類は用いていないが、本項では便宜上この表記を用いる。青州の州境に位置する拠点。二竜山を根城にしていた賊徒を討伐し、楊志を頭目に反政府活動を開始。後に李忠・周通が根城にしていた桃花山を組み込む。総隊長が秦明に代わってから、燕順らが闇塩の道防衛に用いていた清風山も組み込まれ、三山とその間の地域を総称して二竜山と定められる。梁山泊入りを希望する者の窓口であり、ここで調練を行った後に本隊へと兵士を送り出す。また解珍の提案で、負傷により戦えなくなった者が働ける工房が建てられた。梁山泊の北に位置する拠点。春風山・秋風山の二山とその間に建てられた本営で構成され、本営が陥落しても二山に篭城することで長期戦が可能。北京大名府への牽制や闇塩の道の防衛などの役割を担っている。祝家荘戦の後、梁山湖に繋がる五丈河の沿岸に建設された寨。梁山泊の防衛と同時に宋の首都、開封府攻撃の拠点も兼ねる。そのため、建設を推し進めた呉用が特に拘りをみせる。花栄と朱武が地形を考慮して構築した防衛線で守られているが、戦略的価値の重要性から宋軍の執拗な攻撃を受ける。公孫勝が梁山泊旗揚げ直前に組織した特殊部隊。急峻な崖や山野・急流といった活動困難な場所でも行動し、奇襲・かく乱などを担当する。所属するには身体能力に加えて、拷問といった汚れ仕事に耐えうるだけの精神力も要求される。後に青蓮寺の追求が厳しくなったため、闇塩の道防衛を専任とする飛竜軍が設立される。なお、致死軍の名称は北方作品である「三国志」から採られている。梁山泊は独自の糧道を確保している点で他の賊徒たちと決定的に異なる。その最大の糧道が闇塩の道である。塩を国家が専売するよりも安い値段で大量に流通させることで莫大な資金を梁山泊にもたらし、宋との長期的な戦いを可能としている。だが闇塩は重罪であり、さらには青蓮寺の執拗な捜査・追跡を受けるため任務には非常に危険が伴う。闇塩の道は複数の道が存在し、時がたつにつれて道の潰す・開くを行うため、全貌を知る者は元締めのみである。また闇塩については機密事項であり、頭領の晁蓋・宋江でさえ殆ど知らされていない。梁山泊の通信を担当する者たち。梁山泊の通信網は飛脚屋を営んでいた戴宗が中心となり、全国に拡大・整備された。同志たちは各地からの連絡に戴宗の飛脚屋を利用する。後に緊急時や戦場への伝令を担当する長駆隊や、水路を利用した船飛脚も創設・整備される。戦力的に不利な梁山泊にとって、通信は宋に対する数少ないアドバンテージでもある。梁山泊旗揚げ前から時遷や馬桂が個人での諜報活動を行っていたが、時遷の死後は石勇を隊長とした部隊方式に組織化が行われる。また、青蓮寺にマークされる諜報部隊では活動が難しい開封府や北京大名府では、候健をはじめとして諜報部隊に属さない者たちが諜報・工作を担当する。魯智深(魯達)とその弟分の武松・李逵は軍制や文治省などの組織に組み込まれず独自に活動する。聚義庁からの指令を受け(武松と李逵は魯達から指示を受けることも多い)人材勧誘から護衛、諜報など様々な任務をこなしていく。(水滸伝)梁山泊が打ち倒そうとする国家。文治主義のもと経済や文化が発展しているが、軍は弱い。国家としては爛熟期を過ぎつつあり腐敗が大きくなっているとされる。宋末期において史実で叛乱が続発した背景には、本作にも見られる塩賊茶賊の横行と原典において見られる招安の制度により叛乱を起すことで官軍に登用される可能性が高かったからという面が大きいが、本作においては地方が重税により疲弊を極めている為、と設定されている。先述の通り史実の宋では軍を構成していたのは大半が招安された元賊徒であるが、本作の宋では徴兵制度が施行されている。また史実の宋の歳入は塩をはじめ各種の専売がその殆どを占めていたが、本作では農民からの徴税が財政の要を為していると受け取れる描写が多々登場する。史実にも原典にも無い独自の設定として青蓮寺が登場する。これは宋における情報収集と秘密工作の機関であり、国家体制の守護の為に梁山泊と激突を続けつつ、宋の改革にあたる機関である。(楊令伝) 青蓮寺の活動も虚しく(李富などは見切りをつけて新国家建設にシフトしていく)奸臣の蠢動により加速度的に国家は崩壊してゆく。最後は史実と同様に方臘の乱による海上の盟構想の失敗により靖康の変を招くことになり滅亡する。史実の宋軍と異なり徴兵制が施行されている。また史実の宋軍では禁軍は「戦闘部隊」という程度の意味であり全国に駐屯していたが、本作では開封府を守備する部隊のみが禁軍と呼ばれ後は地方軍と呼ばれている。史実の宋軍でも廂軍などと呼ばれる地方軍が存在したが、これは実態としては犯罪者の収容兼公共事業の執行の為の部隊であり、戦闘能力を持つ軍ではなかった。史実の宋軍ではこの時期指揮官に将軍という呼称を用いていなかったが本作の世界では将軍の呼称が使用されている。また史実の宋軍では兵士の私兵化を防ぐ為に兵士の任地を一定期間で変更し特定の将軍と近づけないようにするという制度があったが、本作ではこれは見られず、童貫軍や秦明の青州軍などで私兵化の傾向が見られる。禁軍の項にもあるように、史実では廂軍などと呼ばれて実戦に耐えうる組織ではなかったが、本作では開封府以外の地域を防衛する戦闘部隊として描かれている。青州軍のような精鋭も存在する一方で、腐敗が著しい軍が多い。人員も過剰なため、中盤では青蓮寺の政策により屯田や鉱山労働に廻されるなど改革が進められていく。延安府の南西、坊州に位置する山。作中では王進の住む庵を指す。山深いところにあり、人里まで歩いて半日はかかる。禁軍を脱走した王進はこの山に庵を構え、母親と共に隠棲する。そして鮑旭など様々な人間を預かり、真人間として再生させていく。子午山での生活は武術の稽古も行われるが、一日の大半は畑を耕す、焼き物を焼くといった平穏なものである。後に青蓮寺や童貫は子午山の存在をつきとめたが、特に手を出すことなく放置している。前作ラストで梁山湖の湖塞が陥落し各地に散って活動を続けていたが、新たな塞を築き楊令を頭領に迎えて再興を果たす。百八星の血縁や下級将校から昇格した者など、新しい世代が中核を担っていく。新国家作りに各々が考えを抱きながらも、楊令の下で戦い続ける。余談だが、公式サイトの「北方楊令伝人気投票」において、楊令伝から登場した梁山泊メンバーは好きなキャラクター・嫌いなキャラクター両部門に一人もランクインできなかった。金軍侵攻による宋崩壊後、南京応天府の留守だった宗沢が宋皇室の趙構を皇帝として擁立した国家。金軍の侵攻を受けながらも持ちこたえ、江南全域を統治して成立する。北から移った大商人や方臘の乱から立ち直った生産能力により経済的に発展しつつある。だが成立・発展の全ては青蓮寺の李富と李師師の計画によるものであり、二人の真の目的はその先にある。史実では、そもそも華北から江南へ国家の中心が経済力の点のみならず、政治権力や人口移動の点でも移行期だった為に南宋の建国がスムーズであったという面が大きいが、本作の世界ではそういった事情はあまり触れられず、むしろ南宋建国後に一気に江南の開発が進んだと設定されている。梁山泊戦で生き残った宋禁軍の将軍、岳飛が隆徳府を拠点に組織した独立勢力。当初は選りすぐった精鋭による軍を目指していたが、敗戦を重ねることで数重視に転換した。梁山泊・金とは敵対し、南宋の命令は無視していたが領内の統治に失敗、劉光世の招きもあり隆徳府を放棄して南下。南宋の傭兵的な存在となる。宋禁軍の将軍だった張俊が童貫戦死後、北京大名府を拠点に組織した独立勢力。岳家軍同様に軍閥というべき存在。創設当初から新兵を加え、大軍を擁する。梁山泊・金とは敵対し岳家軍とは不干渉、南宋の命令は無視していた。金の傀儡国家「斉」に組し、斉禁軍を号するが離反。南宋所属の軍閥となる。地方軍の将校だった韓世忠が宋軍を抜けた際についてきた部下、そして旧知の梅展率いる水軍を併せた勢力。梁山湖一帯を根城にしていたが、梁山泊水軍に追われたため長江へ南下。青蓮寺の李富に雇われる格好で南宋の水軍として活動する。江南で支持を集めていた宗教集団の教祖、方臘が率いる勢力。宗教による熱狂と陶酔を利用して信者たちを度人(どじん)へと変貌させ、死をも恐れぬ集団として操る。一方で正規軍も創設しており、度人の群れに軍を隠すことで従来の軍学が通用しない戦いを行う。数年かけて準備を整えていたが、梁山泊の工作により決起。宋軍と激突する。史実においてはその宗教はマニ教系であるとされるのが定説だが、本作では道教系の勢力であると設定されている。なお史実の方臘は決起時に道観を多数破壊しているため少なくとも道教系の勢力でないことだけは確実である。完顔阿骨打が遼を打倒して建国した女真族の国で、彼の没後は呉乞買が帝位に就く。海上の盟の不履行を口実に梁山泊と決戦中の宋へ侵攻、請康の変で首都の開封府を陥落させ北宋を崩壊させる。だが急激な国土の拡大は多民族の統治という問題を招き、朝廷内でも政争が起こるなど内情は安定していない。阿骨打の決起を助けた梁山泊とは敵対はしていないが、微妙な状態にある。史実では北遼。耶律淳が皇帝を務めるのは史実通りだが、本作では宋を見限った聞煥章が計画し、遼皇族の耶律淳や軍閥を率いる耶律大石らを引き込んで燕雲十六州に建国したという設定。金による遼侵攻の最中に燕京を本拠地に建国。燕雲十六州における宋・金の緩衝地帯となりえるかに見えたが、耶律淳の急死により崩壊する。耶律大石が梁山泊との連携の下、中央アジアの砂漠地域に築きつつある国家。耶律大石が皇帝として各部族を纏め上げるが、宗教に関しては不干渉の立場を取っている。東西交易の交通路を確保し、通行税を徴収することで富を得ようとする。史実では中央アジアのイスラム帝国を崩壊させ、セルジューク朝イランまでもを打ち破り、またシルクロード交易を活発化させた。宋や遼に隣接する国家。東西交易における重要な地域のため、梁山泊は韓成を外交官として派遣し国交を結ぼうとする。表面上は穏やかに見えるが、朝廷内部では権力争いが繰り広げられている。史実では李乾順が手腕を発揮して宋・遼の衰退に乗じて国土を拡げ、経済的にも発展をとげた時期にあたる。2人の間には、秦輝が生まれている。

出典:wikipedia

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