アラナミキンクロ(荒波金黒、学名:"Melanitta perspicillata")は、カモ目カモ科に分類される鳥類の一種である。旧北区、新北区に生息する。繁殖地は、カナダ、アラスカ。冬期にはカムチャツカ半島、アリューシャン列島からアメリカ西海岸、東海岸に渡る。日本では、冬期まれな冬鳥として本州中部以北の海上に飛来する。観察例のほとんどが、1~2羽である。全長はオスで約50~56cm。オスは全身が濃い黒で、額の大きな角斑と後頭部の大きな白色の三角が特徴的。嘴に黄色、橙色、黒色、白色の4色の模様がある。メスは全体に黒褐色で、眼先と耳羽、後頸に白斑がある。嘴は灰褐色。繁殖期には淡水湖沼とその周辺に生息する。非繁殖期は、海岸や海上で群れを形成して生活する。時には海岸近くの池や沼に入ることもある。食性は動物食で、潜水して貝類や甲殻類を捕食する。繁殖形態は卵生。繁殖期は6月から7月で、淡水湖沼の小島や茂みを選び営巣する。1腹5-7個の卵を産み、抱卵日数は27-28日である。「アーアーアー」と鳴く。
出典:wikipedia
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