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絶体絶命都市2 -凍てついた記憶たち-

『絶体絶命都市2 -凍てついた記憶たち-』(ぜったいぜつめいとしツー いてついたきおくたち)は、アイレムソフトウェアエンジニアリングより2006年3月30日に発売されたPlayStation 2用ゲームソフト。2002年に発売された『絶体絶命都市』の続編。北米では Raw Danger の名称で発売。また、2008年2月7日に「アイレムコレクション(愛コレ!)」として廉価版が発売された。2015年2月18日に「PlayStation 3向けPS2ゲームアーカイブス版」として発売された。前作『絶体絶命都市』から5年後の、2010年12月の設定。前作は地震によって水没する人工島からの脱出がテーマだったが、本作では集中豪雨による河川の堤防決壊によって水没が始まった地下都市からの脱出がテーマとなる。前作に比較し、大幅にスケールアップされ、ゲームシステムにも新しく意欲的な試みが多く見られる。また、前作の登場人物も複数登場している。2011年3月、アイレムは今作を含む『絶体絶命都市』の全シリーズ販売終了・廃盤を決定。DL版の販売も中止され、パッケージ版の入手は在庫限りとなった。2011年4月、絶体絶命都市シリーズを開発していた名倉剛、九条一馬がアイレムから独立し、新会社グランゼーラを設立した。2014年12月、グランゼーラはアイレムより『絶体絶命都市』シリーズタイトル(新規タイトルを含む)に関する全世界でのIPおよび販売権を取得し2015年2月18日からPS2アーカイブスにて配信開始した。一人の主人公で最後までプレイした前作とは異なり、複数の主人公が異なる立場で同じ災害に遭遇するオムニバスストーリーになった。それぞれの主人公たちを操作して、絶体絶命の状況を生き抜くことがこのゲームの目的。 ただし、主人公はプレイヤーが自由に選択できるわけではなく、一人目の主人公のシナリオを終わらせると二人目の主人公でプレイするといった具合に決まった順番で登場する。それぞれの主人公にはそれぞれ固有の特殊技能があり、脱出のサポートをしたり、娯楽を与えたりすることができる。また、ストーリーの進行に深く関わっているものもある。ゲームの進行途中で主人公の台詞や行動をプレイヤーが選択する場面があるが、人道に反した行為やふざけた言動など、あきらかにその場の雰囲気にそぐわないような選択肢も含まれている。これは『ポンコツ浪漫大活劇バンピートロット』や「パチパラシリーズ」付属の「パチプロ風雲録」シリーズなどアイレム作品全般に見られる傾向である。グラフィックや街並みの表現に進化が見られ、最初から街が崩壊していた前作に比べ、本作では被災前の通常の街も描かれている。前作ではゲーム開始時点で一部の人々を除いて避難は完了しており、街のほとんどがゴーストタウン状態だったが、本作では主人公以外のキャラクターが配置された場所が多くなっており、これらの人物との関わり方次第でエンディングなどに変化が生じる場合もある。人物のグラフィックについても、前作では少なかった登場人物の台詞に合わせた口の動きが表現されている。ボートやタクシーなどの乗り物も複数用意されており、局面によってはこれらを操作する必要がある。前作に引き続き、街中に落ちている「コンパス」を集めるというコレクション要素も存在する。チュートリアルモードも存在し、市民災害センターで災害擬似体験をするというストーリー仕立てになっている。最後に成績が発表され、それに応じて称号が取得できる。ある主人公が起こした行動で、以降のシナリオの主人公に影響が起こると言う事である。例えば、主人公Aが邪魔な障害物を別の場所に退かしたとき、主人公Bでプレイした時に、新たな障害物になる、主人公Cが主人公Dを助けるか否かで主人公Dの初期位置が変化する、などがある。また、アイテムは点在するゴミ箱と各地に現れる「回収おじさん」に預けることができる。預けたアイテムは他の主人公が回収する事も可能。ただし、ゴミ箱はそれぞれの場所でアイテムが管理されるため、預けた場所でしか回収することができない。戻って来られる保障も他の主人公が同じ場所を訪れる保障もないため、貴重品をゴミ箱に入れるのは得策ではない。一方、回収おじさんは預かったアイテムを全て管理するので場所も時期も問わず回収できる。前作の喉の渇き (QP) に代わり、今作では体調 (TP) に気を配らねばならない。舞台は冬の都市であり、そこに冷たい水が襲う。当然服は濡れ、体調は悪化する。体調が悪化すると速く走れなくなり、最終的にゲームオーバーになる。それを防ぐため、ストーブや焚き火などの「あたたまりポイント」で暖まらなければならない。ほぼ全編で主人公たちは雨雪等の水にさらされているので、力任せで雑なプレイをすると主人公はすぐにTPを低下させるため、丁寧かつ迅速な操作が必要とされる。前作のような物理的な体力ゲージ(HP)は存在せず、TPが体力を兼ねている。TPは服が濡れた状態では常に減少し、濡れていなくても薄着だったりするとやはり減っていく。本作では衣服の濡れ具合も表示され、完全に乾いている状態では「DRY」と、濡れている場合は濡れ具合に応じて水滴のアイコンが表示される。濡れれば濡れるほどTPの減少速度が速くなる。TPが底を付くと行き倒れとなり、ゲームオーバーとなる。ストーブや焚き火に当たればTPは全回復し、衣服も乾く。TPはアイテムでも回復可能。使い捨てカイロを使用すると一定時間TPの減少を防ぐことができる。また、調理器具を持っていればストーブや焚き火でレトルト食品を食べることも可能で、一定時間TPを自動回復させることができる。前作同様、高所から落下する、災害や事故に巻き込まれる、逮捕される、殺害されるなどでTPに関係なくゲームオーバーとなる即死ポイントも多数存在する。災害の性質上浸水した箇所が多く、主人公の身長より深い水に入ったり、浅いところでもしゃがむ、倒れるなどして一定時間顔が水の中に入っていると溺れてゲームオーバーとなる。本作では装備品が複数用意されている。前作にもヘルメットやマスクなどは存在したが、今作では防寒具、上着の他に私服、制服、コスプレなどバリエーションに富んでいる。これらは自分で着替える以外に同行者に渡して着替えさせることが可能だが、キャラクターによって装備できるものが異なる。2周目以降では一度でも入手した装備品をゴミ箱から好きなだけ取り出すことができる。実用的なものは濡れを抑える雨ガッパ程度で、基本的には見た目を変えて楽しむ要素である。ただし、薄着ではTPが減りやすく、厚着をするか防寒具を装備するとTPの減少が抑えられる。また、いらない衣服を解体すれば可燃ゴミが生成され、ライターがあれば回復アイテムとして使用できる。本作にはアウトドアウェアブランドのコロンビアスポーツウェアが協力しており、ゲーム中にはコロンビア社製のバックパックやホイッスルが装備品として登場する。各シナリオをクリアすると、最後に主人公(或いは同行者)が回想する形でストーリーを振り返る演出が入る。プレイヤーが取った行動が影響する為、プレイする度に違った文章が出来上がる。これらは各主人公につき5つずつ保存が可能であり、タイトル画面の「凍てついた記憶たち」から参照できる。好きな主人公のシナリオだけを選択してプレイ可能なゲームモード。一度でもエンディングを迎えると解禁される。選択したシナリオをクリアするとタイトル画面に戻る為、後のシナリオへの主人公相互干渉効果は無い。尚、プレイしているシナリオ以前に遭遇する主人公相互干渉効果については、「二次災害を起こした」「協力を拒んだ」など、いずれもプレイヤーに不利なものが選択されている。首都島の壊滅(前作)から5年後。失われた第3首都の座は空席のまま、都市開発の波は激しさを増し、Z県の地方都市、富坂市にまで及んでいた。富坂市を急速に発展させ変えたのが、地下空間を有効活用する地下都市計画「ジオフロンティア計画」である。そして2010年12月、ジオフロンティア計画の第一期工事が完了する。しかし、都市開発で活気づく富坂市は突如、未曾有の水害の脅威にさらされることとなる。ゲームの舞台となる架空の都市・富坂市(とみさかし)は、限られた土地を有効かつ計画的に活用するための「ジオフロンティア計画」によって、人口約118万人の地下大都市に発展した。富坂市は元々四方を海と山に囲まれた一地方都市で、1911年に市政が始まった。市内を流れる羽代川は度々大雨によって氾濫しており、奥富ダムの建造までは水害の多い土地だった。1995年に後の田辺知事が都市開発競争で生き残るための新たなプランとして地下空間を有効活用するジオフロンティア計画を始動させ、2006年には第3首都候補地として名乗りを上げた。そして2010年12月に第一期工事が完了。この日より、地下と地上を融合させた都市「ジオシティ」として本格的に歩み出す。中央ジオセクションを中心として、その周囲に配置された第2中央ジオセクション、韮沢ジオセクション、梅川ジオセクション、蓮野ジオセクション、港ジオセクションを五角形の頂点とし、各ジオセクション間をトンネルで繋いだ構造で成り立っている。ジオフロンティア計画に伴い、地下空間を利用するための様々な設備が整えられ、巨大な空気循環清浄システムや各水路を連結、連携させて効率よく雨水を海へ排出する地下雨水コントロール水路網、強固な耐震構造、警備システムなど治安や防災面は万全であった。2010年12月18日から季節外れの雨が富坂市に降り始め、連日降り続いた雨は23日には1日の降水量が観測史上最高の800mmを記録する大雨となる。翌日の24日も雨は降り続け、同日14時6分に市内を流れる羽代川が警戒水位を越えるも雨量は依然と増え続ける。その結果排水しきれない雨水が溢れ始め、韮沢ジオセクションのジオフロンティア計画第一期工事完成披露のパーティ会場で水漏れが発生するなど徐々に影響が出始める。警察が出動して警戒に当たるとともに、自主避難も始まる。篠原編では、この時にガスや水道が止まったことを料理長から聞くことができる。14時20分ごろ遂に羽代川が決壊。市西部で大規模な浸水が発生して多数の行方不明者が発生する。更に韮沢ジオセクション各所で陥没事故が発生したため、市は羽代川より西側の地域に緊急避難命令を発令する。韮沢駅と富坂西インターチェンジとの間で避難バスが被災者を運び始める。その後も増え続ける雨量の影響で決壊部分は広がり続け、18時23分には地下のホームに流れ込んだ水によって流された電車が韮沢駅を破壊。22時58分には西インターチェンジで被災者を輸送していたヘリが墜落する。この頃には浸水は市の西部から東部、更に南部の羽代区へと広がっており海岸決壊の危険があるため、市全域に避難命令が出され午前2時頃には蓮野区の避難がほぼ完了する。翌日11時ごろ、連日の大雨で貯水容量の限界を超えた奥富ダムが破損。上部の洪水吐からも緊急放流を始めるも間に合わず破壊が進行し、完全に崩壊する。この影響により貯水していた水がすべて濁流となって下流を襲い、柿沼サービスエリア付近の橋に鉄砲水が押し寄せる。同時期に田辺知事が行方不明となったとの情報が流れる。この頃までに避難所を中心に死亡率が極めて高く、感染速度の速い新型インフルエンザが蔓延する。その正体は速水編で明らかとなる。日付が26日に変わる頃には海岸線決壊による海水の流入と、豪雨の影響によって沿岸部を中心に陥没が連鎖的に発生。雨が雪に変わるが韮沢区をはじめとする市の西部は完全に水没状態となり、中央区が残るのみとなるが浸水は勢いが衰えない。そして26日17時30分、最後に残された富坂駅で浸水が始まり駅の崩壊が始まる。駅に続いてメディアタワーも崩壊が始まり、雪が止んで日が差し始めた頃中央区が水没。天気が晴れに変わり、1週間にわたって降り続いた豪雨はようやく終息。しかし、メディアタワーの水没をもって富坂市は完全に水没し、見えなくなる。

出典:wikipedia

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