長汀県(ちょうてい-けん)は中華人民共和国福建省龍岩市の管轄下にある県。736年(開元24年)に長汀県が設置される。下部に13鎮、5郷を管轄する農業では、稲、豆類、薯類を多く産する。畜産では肉用ニワトリの「河田鶏」が有名である。汀州鎮は歴史文化都市として知られ、唐代に作られた城壁が残る。城內には三元閣、雲驤閣、文廟、天后宮などの古建築が残り名所となっている。汀州の臥龍山、東郊外にある南屏山は省級風景区に指定されている。長汀革命旧址は全国文物保護単位に指定されている。住民のほとんどが客家であり、閩西客家語が使用されている。汀州鎮の方言の場合、声母は20種、韻母は25種、声調は5種で、単音節で入声は消失しており、韻母もm韻尾が無くなるなど、単純化している。客家の伝統である山歌、鼓吹(太鼓とソナ)、花灯(ランタン)などが受け継がれている。宋代、明代の客家の古民家も多く残る。長汀県は、閩西客家料理の名物料理が多いところとして知られ、「中国客家菜之郷」とも称される。また、調理師を多く輩出しており、福建省内はもとより、江西省、広東省などの客家料理が盛んな地域や大都市で活躍している。主な名物料理に、「白斬河田雞」(河田鶏の蒸し物)、「燒大塊」(豚の三枚肉と肘肉の煮物)、「麒麟脱胎」(子豚、子犬、鶏、鳩、雀を順に入れ子にした蒸し物)、「一品金絲」(汀州押し豆腐、椎茸、筍の細切りのスープ蒸し)、「汀州酒釀」(甘酒)などがある。
出典:wikipedia
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