F級駆逐艦 (F class Destroyer) はイギリス海軍駆逐艦の艦級。全艦が1934年に進水した。E級と準同型。1932年度計画のF級9隻は、前年度計画のE級を若干改正したのみで大きな変化はない。武装面では搭載魚雷を前級までのMKⅣから炸薬量366キロ、41ノット時射程10000メートルのMKⅨに更新した。戦時中に、後部発射管撤去、7.6センチ単装高角砲搭載、291型対空レーダー搭載、2番煙突短縮、20ミリ機銃の装備などの改造を実施した。主缶はA級以降採用してきた蒸気圧力21kg/cm²のアドミラルティ式3胴型だが、新型デザインのため機関重量はE級の506トンから525トンに増大した。世界の艦船増刊第39集

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