ファビアーノ・サンタクローチェ（"Fabiano Santacroce"、 1986年8月24日 - ）はブラジル、バイーア州カマサリ出身のサッカー選手。ポジションはDF。イタリア人の父親とブラジル人の母親の間に生まれたハーフで、北イタリアのロンバルディア州にあるカザテノーヴォという街で育った。元日本代表の三都主アレサンドロは従兄弟にあたる。地元のクラブであるコモのユースチームでキャリアをスタートし、2005年にブレシアのユースチームへ移籍。2006年4月27日のセリエB・チェゼーナ戦でトップチームデビューを果たした。2007年にはブレシアでの活躍からU-21イタリア代表にも招集された。2008年1月、移籍金550万ユーロでSSCナポリへ移籍。このシーズンはサンタクローチェの前にマレク・ハムシーク、ダニエレ・マンニーニがブレシアからナポリへ移籍しており、サンタクローチェが3人目の加入選手となった。同年2月2日のウディネーゼ戦でセリエAデビュー。移籍直後からキャプテンのパオロ・カンナヴァーロとコンビを組レギュラーに定着した。2009年9月23日のインテル戦で右膝半月板を負傷、全治4ヶ月と診断された。2011年7月、パルマに移籍。2013-14シーズンはセリエBのパドヴァに期限付き移籍した。2008年10月5日にイタリア代表に初選出されたが、未だ出場機会には恵まれていない。鋭い読みとスピードを生かして相手の攻撃を防ぐタイプのディフェンダーで、ナポリの会長等からネスタ2世と呼ばれている。

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