四睡図(しすいず)は、豊干、寒山及び拾得がトラ(虎)と共に睡る姿が描かれる禅画、道釈画の画題である。禅の真理、妙理、境地を示すとされる。禅画の画題であり墨画が多いが、日本では「風流四睡図」のように浮世絵などの風俗画家にも扱われ、着彩の作例も多い。構図としては豊干を画面中央に大きく描き、その左右にトラ[寒山及び拾得とを小さく配し、不等辺三角形をなす。画題にふさわしく静粛と安定のある図相である点で、諸作品はほぼ一致する。作者の個性は、筆意、表情に表される。豊干禅師と寒山、拾得が親しい関係にある逸話はあるが、四睡図の状況を物語るエピソードは伝わっていない。禅機画であり、様々な解釈が考えられる。松尾芭蕉は天宥筆の「四睡図」を賛し以下の句を遺している。
出典:wikipedia
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