上田 浩明（うえだ ひろあき、1969年4月30日 - ）は、兵庫県出身の元プロ野球選手（内野手）。中学時代エースとして県大会優勝し、高校で内野手に転向。のドラフトで、北陽高等学校から2巡目で西武ライオンズに指名され、入団。当初は強打者として期待されたが伸び悩み、長く二軍生活が続いた。二軍在籍中に守備練習を多くこなして、内野ならどこでも守備に就けるようにしたことや、猛練習を重ねたことで「鉄壁」とも呼ばれるほどの抜群の守備力を身につけたことで、から一軍に定着（中堅手として試合に出場したこともある）。試合終盤の代走・守備要員としてチームに欠かせない存在になった。一方、打撃成績は実働15年で通算安打が僅か51本、通算打率.179、本塁打0本と非常に低い成績である。15年間で打席数が出場試合数を上回った年が一度も無いというほど、選手生活のほぼ全てを守備固めのスペシャリストとして過ごした。これほどの低い打撃成績で800試合近い出場を記録していることが、逆に上田の守備能力の素晴らしさ、また、それがいかにチームに欠かせない存在であったかを示している。年齢による衰えから限りで現役引退。引退後は守備走塁コーチに就任したが1年で退団。2007年から東京都の社会人野球チーム「ゴールドジム・ベースボール・クラブ」選手兼任コーチを務める。なお同チームでは野手以外にも投手を務めることもある。

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