長島町(ながしまちょう)は、三重県の北勢部、木曽三川河口部にかつて存在していた町。2004年12月6日に桑名市・多度町と合併し新しい桑名市となり廃止した。三重県南部に北牟婁郡紀伊長島町(現:紀北町)が存在していたため、伊勢長島と称されることもある。木曽三川河口部に位置し、町全域が平坦低湿。かつては堤防に囲まれた複数の輪中によって構成されていた。地名の長島は7つの洲からなる「七島」、あるいは南北に長い土地であることから付けられたとされる。明治時代に行われた木曽三川分流工事に伴って、輪中を分けていた小河川の多くが廃川となるとともに一部の土地は長良川の新河道となり、現在のような地形となった。1995年全国水の郷百選選定地。寛元3年(1245年)、藤原道家がこの地に流された記録が残る。戦国時代には一向宗の東海地方の拠点となったが、織田信長により滅ぼされた(長島一向一揆)。江戸時代には長島藩が、明治維新を迎えて一時期「長島県」が置かれたが、その後「安濃津県」を経て三重県となっている。1959年(昭和34年)には伊勢湾台風によって、町を囲む堤防が15ヶ所で破堤。町域のほとんどが水没し380名余の犠牲者を出した。地理的に人の行き来の障害となる木曽三川に挟まれたことで、西日本と東日本の文化の境界に当たる例がある。たとえば、揖斐川以西の三重県で話される方言のアクセントは基本的に京阪式アクセント(関西弁)だが、揖斐川対岸の長島弁(長島町の言葉)は尾張弁(名古屋弁)に近い。桑名市街(東海道五十三次伊勢国桑名宿)から揖斐川に架かる橋を長島側に渡るとアクセントが大きく変化する。また、食文化の例では、『秘密のケンミンSHOW』が町民に自宅からカレーを持ち寄ってもらって行った調査では、カレーライスに使う肉として、関西の牛肉主体の文化と関東の豚肉主体の文化が拮抗したため、「ケンミンボーダーライン カレーのお肉 牛&豚」の町と認定された。高速道路一般国道主要地方道一般県道
出典:wikipedia
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