木曽岬町(きそさきちょう)は、三重県の北東端、木曽三川の河口部に位置する町。東は愛知県と接し、西は木曽川を挟んで桑名市長島町と接する。また、南は伊勢湾の最北部に面している。桑名郡に属する唯一の自治体である。三重県の町だが、郵便配達は隣の愛知県弥富市にある弥富郵便局が行う。このため、町内の郵便番号は三重県の51ではなく、愛知県内の49で始まるものが使われる。NTT市外局番は弥富市と同じ愛知県津島区域の0567を使用する。三重県の自治体の中では人口が最も少ない。※なお、衆議院議員選挙の選挙区は「三重県第3区」、三重県議会議員選挙の選挙区は「桑名市・桑名郡選挙区」(定数:4)、となっている。トマトの生産量が三重県で最も多く、三重県の総出荷量の約6割を占める。木曽岬のトマト栽培は1956年(昭和31年)に始まり、品種は桃太郎が中心である。特に水分や肥料を調整した高糖度トマトは「とまリッチ」の名称で販売している。「とまリッチ」の名付け親は三重県知事の鈴木英敬である。またトマトをモチーフにした木曽岬町公式マスコットキャラクター「トマッピー」や、木曽岬町のコミュニテイ団体「ボラ倶楽部」のキャラクター「魔法少女トマトちゃん」がいる。町内に鉄道は通っていない。最寄り駅は近鉄弥富駅またはJR・名鉄弥富駅。町内には以下の学校が存在する。町内に高等学校は存在せず、桑名市などにある学校に通学することになる。愛知県内の公立の高等学校には進学できるところもある。現在、人口1万未満のために単独町制維持には厳しいものがある。木曽岬町は三重県内の他の地域とは木曽川で隔てられている一方で愛知県側とは陸続きになっており、生活圏が一体化している弥富市との越境合併を求める声が強い。昭和の大合併の際には弥富町との合併を巡って村を2分する激しい対立が起きている。この時には国から「現段階で合併を行う事は適当ではない」との裁定が下った事に加え、1959年(昭和34年)の伊勢湾台風で村民の約1割が犠牲となって対立どころではなくなり、混乱は収束した。平成の大合併では桑名市を中心とする三重県側の自治体との間で合併協議がもたれたが、弥富市との合併を求める声が多い一方、桑名市との合併を望む声は少なく、結果的に合併協議を離脱して単独町制を選択、越県合併の可能性を残す形となった。しかし、越県合併には両県の同意が必要とされる。昭和の大合併の際は、愛知県議会は合併に賛成したが、三重県議会は反対している。行政サービスは桑名警察署(木曽岬駐在所)をはじめ、桑名市消防署長島木曽岬分署、桑名税務署、津地方法務局桑名支局、四日市年金事務所など三重県内の各機関が管轄しており、木曽岬町の農協はJA桑名と合併(合併後、JAみえきたに改称)、ケーブルテレビは四日市市にある局(シー・ティー・ワイ)がサービスエリアである。一方、郵便は愛知県の弥富郵便局の担当(郵便番号498)であり、NTTも市外局番は愛知県の津島MAの0567となっており、市内通話区域は弥富市、津島市、愛西市、飛島村(いずれも愛知県)などで、桑名市へは市外通話扱いになる。また、三重県域局のNHK津放送局及び三重テレビ放送が桑名中継局を町内に設置している。
出典:wikipedia
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