LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

乙川駅

乙川駅(おっかわえき)は、愛知県半田市乙川町にある、東海旅客鉄道(JR東海)武豊線の駅である。大府駅と武豊駅を結ぶ武豊線の中間駅(途中駅)の一つで、半田市中部の乙川地区に位置する。乙川駅は、1886年(明治19年)の武豊線開通から40年以上経った1933年(昭和8年)12月に開業した。1930年代前半に開通した知多鉄道(現・名鉄河和線)への対抗策として実施された気動車列車の運転開始・列車増便(1933年8月実施)にあわせて新設された駅の一つである。同時に開業した他の駅と同じく旅客専用の駅であったが、1944年(昭和19年)から貨物や荷物の取り扱いを開始した。しかし他の武豊線の駅と同様に、1975年(昭和50年)に貨物、1984年(昭和59年)には荷物の取り扱いを終了し、開業時と同様の旅客専用の駅となったまま1987年(昭和62年)の国鉄分割民営化を迎え、JR東海に継承されている。中部国際空港(セントレア)開港前は当駅で分岐して知多半島を東西に横断し、現在の中部国際空港駅に至る空港連絡鉄道の新設が検討されていたが、2005年2月17日の開港までには実現せず、開港から10年が過ぎた2015年現在も具体的な動きはない。これは、新たに敷設する区間が比較的長いという理由のほか、構想が浮上した1990年代当時は全線が単線非電化だった(2015年現在は全線が単線電化されている)上、最高速度も85km/hと遅く最大6両編成(20m級大型車両)までしか入線できないなど輸送力が小さかったため、当駅以北の既存区間の全面改良(複線化・電化・高速化・ホーム延長などの輸送力増強)を含めた事業費が多額にのぼる(約1,000億円以上)とされたことが理由にある。結局、中部国際空港への連絡鉄道は名古屋鉄道(名鉄)常滑線の延伸のみが対象となり名鉄空港線として実現した。乙川駅は1933年の開業時は貨物を取り扱っていなかったが、上記の通り1944年4月1日より取り扱いを開始した。ただし全種別を取り扱うのではなく、専用線発着の車扱貨物に限定していた。周囲の武豊線の駅と同じように、1975年11月15日に貨物の取り扱いを終了している。駅に接続する専用線は、駅の南側に工場がある輸送機工業のものがあった。専用線は同社が前身の中島飛行機半田製作所であった1944年に敷設された。同線は1970年の専用線一覧表によれば、作業キロが0.7km、総延長キロが2.0kmであった。乙川駅は、ホームが地面に接する地上駅という形態をとる。ホームは2面あり、2本の線路を挟んで配置されている(相対式ホーム)。南北2つある乗り場のうち、北側が上り列車(大府方面行き)が発着する1番線、南側が下り列車(武豊方面行き)が発着する2番線である。単線の武豊線上にある交換駅であり、列車の交換が可能である。駅舎は上りホーム側(1番線)にあり、2つのホームを結ぶ跨線橋が設置されている。無人駅(駅員無配置駅)で、管理駅である大府駅の管理下にある。JR東海は2013年10月1日より当駅を含む6駅について「集中旅客サービスシステム」を導入し、自動券売機・自動改札機を整備した上で遠隔案内によって一括的に管理されるようになった。2013年度の乗車人員は、1日平均1,680人であった。この数値は、武豊線の9駅(大府駅を除く)の中では亀崎駅・東浦駅・半田駅に次いで4番目に多い。1950年以降乗車人員は増加し、1967年度には1日平均1,202人に達した。しかしこの数値を頂点として(一時期を除いて)減少していき、1989年度に1950年度以降の最低値である1日平均480人を記録した。次年度からは増加に転じ、2006年度からは1日平均1,000人を超えて1960年代の水準を回復している。2013年度には前年と比べて数値が急増し、1950年度以降最大の数字を記録した。1950年度から1975年度(1975年11月取扱廃止)までの貨物の取扱量(発送および到着トン数)と、1972年度から1983年度(1984年2月取扱廃止)までの荷物の取扱量(発送および到着個数)は以下の表に示すとおりに推移していた。乙川駅には、武豊線で運行されている普通列車と東海道本線名古屋駅直通の区間快速(武豊線内では各駅停車)の2種類の旅客列車が停車し、概ね1時間に2本(ラッシュ時は3本)の頻度で列車が発着する。朝時間帯に運行されている快速列車は停車しない。駅北西側の乙川新町交差点付近に「乙川新町」、駅北東側交差点付近に「乙川駅前」というバス停留所(バス停)があり、半田市中心部にある名古屋鉄道(名鉄)の知多半田駅と市北部を結ぶ知多乗合(知多バス)の路線バスが両停留所を経由している。路線と主な行き先は以下の通り。2駅南側にある武豊線東成岩駅から衣浦港中央埠頭にある半田埠頭駅へ至る衣浦臨海鉄道半田線は1975年(昭和50年)に開業したが、当初の計画ではこの乙川駅から中央埠頭を経て東成岩駅へ接続し、実際に開業した新半田駅と半田埠頭駅に加えて「新乙川駅」を開設する予定であった。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。