武藤 潤一郎（むとう じゅんいちろう、1969年3月15日 - ）は、静岡県富士市出身の元プロ野球選手（投手）。吉原商業高卒業後、専修大学に進学。岡林洋一（元ヤクルト）や杉山賢人（元西武など）、町田公二郎（元広島など）などとともにレギュラーとして活躍、東都リーグ最多となる31回目の優勝に貢献。リーグ通算6勝8敗。卒業後、プリンスホテルを経て、1992年のドラフト1位の逆指名で千葉ロッテマリーンズに入団。1993年から1995年までは、目立った成績は残せなかった。1995年は1A・バイセイリア・オークスに野球留学した。1996年から徐々に登板数を増やし、1998年、1999年は、先発ローテーション投手として活躍し、1998年には規定投球回数に到達。防御率はリーグ第9位を記録し、8勝（7敗0S）、防3.76の成績をあげた。2001年オフに、黒木純司投手との交換トレードで日本ハムファイターズに移籍。2003年オフに戦力外通告を受け、12球団合同トライアウトに参加。その結果、西武ライオンズへの入団が決まった。しかし西武では一軍登板は無く、2004年限りで再び戦力外通告を受けトライアウトに参加するも、国内の球団からは声が掛からなかった。2005年、台湾・中華職業棒球聯盟の兄弟エレファンツに所属するも、同年限りで退団。140km/h後半まで出るストレートに豊富な球種を持っていたが、これといった決め球が無く、12シーズン・規定投球回数到達1回でプロ生活を終えた。2006年に横浜ベイスターズ二軍の湘南シーレックスの投手コーチに就任し、2008年まで務めた。2009年に中華職業棒球聯盟・興農ブルズのコーチを1年間務めた。その後はスポーツDEPO千葉ニュータウン店に勤務している。

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