『J.BOY』(ジェー・ボーイ)は、1986年9月4日に発表された浜田省吾の楽曲。同名アルバム『J.BOY』に収録されている。作詞作曲は浜田省吾、編曲は板倉雅一と江澤宏明が担当している。発売当時はシングルカットされていない。浜田省吾の代表曲とも言える曲で、ファンからの人気も非常に高い。1986年の発表以来、ツアーでもほぼ必ず演奏されている。「J.BOY」とは「JAPANESE BOY」の略であり、そこには「成熟しない日本」といった意味も含まれている。また、『DOWN BY THE MAINSTREET』(1984年)から『FATHER'S SON』(1988年)に至るまで、ひとりの少年が成長していく姿を、自分自身を投影しながら描いてきたが、この「J.BOY」がその主人公にあたる。バブル経済に浮かれていた当時の日本社会を否定的な視点で捉えている。「資源のない国で、これだけ人口が多くて、狭い国土の中にこれだけ豊かな暮らしをしてる人がいるということ自体、これは凄く異常なことだ」と話しており、歌詞の中でも"頼りなく豊かな国"と歌っている。1990年発表の楽曲「詩人の鐘」においても同様の観点で歌っている。いわゆるメッセージ・ソングと呼ばれるタイプの楽曲ではあるが、浜田は「たとえば、J.BOYの中で"吹き飛ばせ日常"と歌ったら、それは自分自身に向けて歌っている部分もあるんですよね」と話している。また、2006年にはFIFAワールドカップの応援ソングとして「J.Boy remix for J athletes」と題したリミックス・バージョンが公開された。浜田の作品には収録されていないが、オムニバスCDに収録して販売されている。竹内まりやも同名の楽曲を発表しているが、本作とは関係ない。『J.BOY(LIVE VERSION)』(ジェー・ボーイ ライブ・バージョン)は、1991年6月8日にリリースされた浜田省吾のCDシングル。ライブ盤であり、オリジナル音源とは異なる。ライブヴァージョンシングルとして発売された。本楽曲にとっては初シングル化であるが、スタジオ録音盤のシングルは存在しない。ジャケットは、アルバム『J.BOY』のブックレットで使われている写真を使用。2005年3月24日、マキシシングルとしてリサイズされ復刻された。カップリングには、1986年にリメイクされた12インチシングルヴァージョンの『路地裏の少年』B面2曲目に収録された「Walking in the rain」をCD初収録。
出典:wikipedia
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