カプレーゼ・ミケランジェロ()は、イタリア共和国トスカーナ州アレッツォ県にある、人口約1600人の基礎自治体(コムーネ)。ルネサンス期の芸術家ミケランジェロ・ブオナローティの出生地であり、これを記念して「ミケランジェロ」が村名に付け加えられている。地元の方言では、 と呼ばれる。アレッツォ県の東部、ヴァルティベリナに位置するコムーネである。カプレーゼ・ミケランジェロの集落は、県都アレッツォの北北東約21km、州都フィレンツェの東南東約61km、ペルージャの西北西約67km、ラヴェンナの南南西約88kmにある。隣接するコムーネは以下の通り。ミケランジェロ・ブオナローティは1475年3月6日、フィレンツェ共和国領であったこの村で生まれた。父のルドヴィコはフィレンツェ共和国の官吏で、当時はカプレーゼの判事を務めていた。ミケランジェロはこの村の教会で洗礼を受けているが、生後数か月で父とともにフィレンツェに移っている。1860年、サルデーニャ王国がトスカーナ大公国が編入した際に、サルデーニャ王国(のちのイタリア王国)領となった。この際におこなわれた併合の可否を問う国民投票では、この村の投票者の半数強(446人中226人)が「否」を投じている。1913年、ミケランジェロ・ブオナローティにあやかり、コムーネの名に「ミケランジェロ」が付加された。さまざまな種類の栗(マロン)がこの村の特産品である。2010年には、「カプレーゼ・ミケランジェロのマローネ」が原産地名称保護(DOP)の認定を受けた。ミケランジェロゆかりのこの村には、ミケランジェロ博物館・ミケランジェロ図書館がある。「水と工場の博物館」では、村に流れる川の水力を動力として行われた地域の工業に関する展示が行われている。村には13世紀に建立されたサン・ジョヴァンニ・バッティスタ教会がある。ミケランジェロはここで洗礼を受けた。このほか、古い教会や修道院がある。
出典:wikipedia
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