愛子バイパス(あやしバイパス)は、宮城県仙台市青葉区の愛子盆地を東西に通る作並街道(旧国道48号)のバイパスとして建設された道路。「仙台市総合道路整備計画」において、同市の骨格幹線道路網となる「3環状12放射状線」の一部をなす都市計画道路の放射状道路でもある。国道48号・仙台西道路と接続する折立インターチェンジから、県道仙台村田線および東北自動車道の上空を跨道橋でまたぎ、蕃山丘陵北麓(折立・西花苑・栗生)を通って愛子盆地に入り、作並街道(旧国道48号)の南側を並行して通って国道457号と丁字路で合流し、愛子跨線橋でJR仙山線をまたいで作並街道(旧国道48号)と接続する全長5.9kmの道路。国道48号に指定されている。当道および仙台西道路の開通により、仙台市都心部と愛子盆地との間のアクセスが向上したこともあり、愛子盆地の人口増加に寄与している。また、作並温泉や秋保温泉などのさらに西部に位置する地区とのアクセスも向上し、観光面での寄与も大きい。2003年(平成15年)に開院した宮城県立こども病院への緊急搬送にも役立っている。道路管理者は、国土交通省東北地方整備局仙台河川国道事務所仙台西国道維持出張所。2005年度(平成17年度道路交通センサスより)平日24時間交通量(台)蛇行する広瀬川沿いを通る片側1車線の国道48号がしばしば渋滞を起こしていたため、仙台宮城IC(1975年供用開始)と仙台市都心部とを結ぶ仙台西道路が国道48号のバイパスとして1983年(昭和58年)に開通した。その仙台西道路に接続し、宮城郡宮城町の中心部である愛子地区をバイパスする道路として当道は1981年(昭和56年)に事業を開始した。1987年(昭和62年)に宮城町が仙台市に編入合併されたため全線が仙台市内となり、1993年(平成5年)に全通した。片側2車線化は順次行われた。当初、「都市計画道路元寺小路愛子線」の一部(L=5.9km)として建設省の直轄事業により建設されたが、現在は「都市計画道路愛子幹線」となっている。愛子バイパスと並走する区間の国道48号(旧道)は、国道457号、市道下愛子原落合線、および、市道折立1号線に再指定されており、愛子バイパスが事実上、国道48号の本線となっている。※以前は仙台市立上愛子小学校付近までの延伸と構想されたが、地形の関係上困難であることが判明したため、当初の考えより以東側の陸前白沢駅付近までの延伸へと構想が変更された。
出典:wikipedia
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