データインダストリエ(Dataindustrier AB又はDIAB)はスウェーデンのコンピュータの設計、製造業者である。ラース・カールソン(Lars Karlsson)が1970年に設立し1970年代から1990年代にかけて活動していた。データインダストリエ社の最初の製品は"データボード 4680(Data Board 4680)"という名称の特製バスを中心にしたボード・コンピュータであった。この製品はDIAB社のコンピュータのほぼ全てがそうなるように、スウェーデンの幾つかの産業で自動制御用に使用された。DIAB社は、ルクソール社で製造されたスウェーデンで最初のホームコンピュータのABC 80の設計をしたことで最も良く知られる。データインダストリエ社はルクソール社の全てのABC-モデル("ABC 800"、"ABC 1600"、"ABC 9000")を開発した。その後ABC 9000を"DIAB DS-90"という自社ブランドに仕立て直し、AT&TのVersion 5 UNIXのライセンスを受けたコードを使用したUNIX互換機シリーズを開発したがカーネルにはというブランド名を冠した特徴ある自社製のものを使用していた。DIAB社はルクソール社以外にもOEM供給を続け、おそらく最も有名なのはクロメンコ社()から供給された全てのUNIXサーバ製品であった。DIAB社のトーマス・エヴェンセン(Tomas Evensen)が開発したコンパイラ技術はウインドリバー・システムズ社により買い取られ"ウインド・リバー・コンパイラ(Wind River Compiler)"と改称された。ウインド・リバー・コンパイラに関する情報は下記で参照することができる。UNIXコンピュータのサポート業務と顧客は1990年にブル・コンピュータ(Bull Computer)に譲渡され、DIAB社の歴史は終わった。
出典:wikipedia
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