共通ウィズユーカード(きょうつうウィズユーカード)とは、かつて北海道札幌市内の複数の交通機関で利用できた日本の磁気式プリペイド型乗車カード。2015年(平成27年)3月31日をもって利用終了となった(「助成用ウィズユーカード」は継続中)。→#廃止について)※上記の他、自動的に割引料金が引き落とされるこども用と福祉割引(大人用)が発売額1,000円(利用可能額1,100円)で、福祉割引(こども用)が発売額500円(利用可能額1,100円)で販売されていた(但し、こども用福祉割引ウィズユーカードは地下鉄駅での販売は行わず、札幌市各区役所の福祉担当窓口で販売されていた。)。以上の事業者の路線のうち、札幌市内区間で利用できる。規程上、バスでは札幌市内で乗降が完結する場合のみで使用できる。共通ウィズユーカードで市営地下鉄とバス・市電を乗継指定駅で乗り継ぐ場合、自動的に乗継割引が適用される。市営地下鉄を利用する場合は、自動改札機に直接通して使用する。自動券売機での乗車券購入や自動精算機での乗り越し精算にも使用できる。市電やバスを利用する場合は、料金箱のカードリーダーに直接通して使用する。市営地下鉄・市電及びじょうてつを利用した場合は、カードリーダーに通すごとに裏面へ利用状況が印字される。月日の欄は合わせて3桁分しかない(10,000円券の導入で残額表示に5桁必要となり、その5桁目を確保するために4桁から3桁へ変更。)ため、10月以降は以下のように印字される。札幌市交通局では2001年から2005年までICカード「S.M.A.P.カード」の実証実験を行ったのち、2009年1月30日に地下鉄にICカード乗車券「SAPICA」を導入し、2013年6月22日からは市電および中央バス、ジェイ・アール北海道バス、じょうてつの各路線バスにも導入。また、同日からはこれらのSAPICA導入交通機関において、東日本旅客鉄道(JR東日本)のSuicaをはじめとする全国交通系ICカード相互利用対象となる各カードも利用可能となった。このような中で札幌市は環境負荷低減の観点から再利用可能なSAPICAに移行するため、再利用が不可能な使い捨てタイプの磁気カードである共通ウィズユーカードを廃止すると上田文雄市長が発表。共通ウィズユーカードの発売は2014年5月末で終了し、2015年3月末で券売機や改札機での利用も終了した。利用終了後は5年間(2020年3月31日まで)払い戻しを行う。なお、福祉割引ウィズユーカードについては、2014年2月に福祉割引SAPICAの発売を開始したため、共通ウィズユーカードと同様に地下鉄駅・定期券発売所での発売を終了したが、障害者交通費助成用として交付している福祉割引ウィズユーカードについては、2014年度途中から同年度内までデザインを変更した助成用カードとして交付し、2015年度からは交通費助成カードとして交付している。交通費助成カードはICカードではなく当面は磁気式のままで継続するが、今後は助成用SAPICAに切り替える方針である。
出典:wikipedia
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