『ドラえもん ぼく、桃太郎のなんなのさ』(ドラえもん ぼく、ももたろうのなんなのさ)は、1981年8月1日に公開された『ドラえもん』の映画。通常は3月に上映されるドラえもんの映画であるが、今作は夏休み映画として公開された映画でもある。監督は神田武幸。。長編作品『21エモン 宇宙へいらっしゃい』の併映として公開された中編作品。タイトルは、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドのヒット曲「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」の1フレーズ“あんた、あの娘のなんなのさ?”のパロディ。藤子・F・不二雄の漫画「ドラえもん」中のエピソードの1つ『ぼく、桃太郎のなんなのさ』(てんとう虫コミックス9巻に収録)を原作とする。『小学四年生』1975年9月号の「ドラとバケルともうひとつ」(同じく藤子・F・不二雄の漫画「バケルくん」との合体企画。1975年4月号から1976年3月号まで掲載)にて、全3部作として掲載された漫画。ドラえもん、のび太、そして「バケルくん」の主人公であるバケルが、タイムマシンを使い桃太郎の謎を解きに行くという物語で、642年前(延元3年(暦応元年・1338年))の日本が舞台である。そして本作は、前述の漫画を「ドラえもん」単体の映画としたもの。バケルの役割が「ドラえもん」のレギュラーキャラクターに、バケルくんの能力がドラえもんの道具に置き換えられているなど、物語の細部の調整が行われている。夏休みの宿題として、自分の町の過去を調べることになったのび太。ドラえもんのひみつ道具「タイムカメラ」で過去の光景を撮影したところ、なんと宝を荷車に積んだ桃太郎一行の姿が写っていた。一方、のび太のママが偶然出会った外国人が持っていた、侍の格好をした人物の小さな絵を見せられる。それはまるで写真のようであり、しかも桃太郎の姿をしていた。その絵はこの外国人が先祖代々から受け継いできたという代物で、その真相を確かめるべく日本に来たという。「桃太郎は実在の人物かも知れない」そう思い始めたのび太らは、いつものメンバーと共にタイムマシンで過去の日本へと向かうのであった。2008年3月7日、テレビの1時間スペシャルで『ぼく、桃太郎のなんなのさ2008』と題したリメイク版が放送された。舞台は637年前。2010年7月21日発売のDVD『TV版NEWドラえもん プレミアムコレクション 冒険スペシャル〜戦え!時空を超えて』(PCBE-53180)に収録されている。
出典:wikipedia
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