成田国際空港株式会社(なりたこくさいくうこう、)は、2004年(平成16年)4月1日に施行された成田国際空港株式会社法により、成田国際空港(成田空港)の設置および管理を目的として設立された株式会社。通称は「成田空港会社」。新東京国際空港公団の業務を承継した特殊会社で、全株式を日本国政府(国土交通大臣 90.01%, 財務大臣 9.99%)が所有し、日本国政府から資金の無利子貸付を受け、また当分の間出資や債務保証をうける。一方、営業年度毎の事業計画や新株発行、社債の募集、資金の借入については国土交通大臣の認可を要する。会社の事業の範囲として、空港周辺における航空機の騒音等により生ずる障害の防止と損失補償のための諸事業が盛り込まれている。1996年7月から第1ターミナルビル前の旧日本航空オペレーションセンタービル跡をNAA本社ビルとして使用してきたが、2007年4月1日までに、第2ターミナルビルに隣接する旧全日空マネジメントセンタービル跡に本社機能を移転した。旧本社ビルは解体され、跡地は2008年より空港利用者用の立体駐車場となった。旧本社ビルは、日本航空のオペレーションセンタービルとして、空港開港の1978年当時から存在する建物であった。ドラマ「スチュワーデス物語」のロケ地などにも使用された経緯がある。2014年現在、航空収入が47に対して、飲食店やショップなどのテナントによる非航空収入が53という比率になっている。日本のショッピングセンターで、売り上げ3位の御殿場プレミアムアウトレットや2位のラゾーナ川崎プラザを抜いて、成田国際空港ターミナルが1位となっている。なお、同社の略称である は、前身の新東京国際空港公団の英字略称 ()を継承して使われている。2005年11月18日に旧新東京国際空港公団発注の成田空港電気設備工事で、空港公団主導による受注調整など官製談合の疑いが浮上し、関わった電機企業各社と成田国際空港会社が東京地検特捜部の捜索を受けた。この官製談合疑惑では、成田国際空港の社員2人(懲戒解雇処分)が競売入札妨害の疑いで逮捕されるなど、一連の談合疑惑は官製談合事件へと発展した。2013年(平成25年)9月16日、俳優の玉木宏が同社の子会社、成田国際空港の制限区域内にあるNAAリテイリングの免税店を訪れ、土産をクレジットカードで購入した。その際に接客した女性派遣社員(当時23歳)が、玉木のサインやカード番号(下3桁は非公表)が書かれたクレジットカード伝票を無断で撮影し、8名の仕事仲間にLINEでその画像を送信した。その内、女性パート店員(当時19歳)が、Twitterに「玉木宏さんが来店しました」というツイートを送信された画像とともに投稿した(該当の画像はネットユーザーの指摘を受けて削除された)。これを受けてNAAリテイリングは、玉木の所属芸能事務所に謝罪をした上で、女性パート店員を懲戒解雇処分、女性派遣社員を派遣契約解除の処分にした。
出典:wikipedia
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