クオリティロード (") とはアメリカ合衆国で生産された競走馬である。馬名の由来は父イルーシヴクオリティの「クオリティ」と母の父ストロベリーロードの「ロード」を組み合わせたもの。2007年のキーンランド9月イヤリングセールに上場されたが、生産者のエドワード・エヴァンズによって110,000ドルで買い戻された。2歳時の2008年11月29日にアケダクト競馬場で行われた競走馬デビュー戦をアラン・ガルシアの騎乗により勝利する。デビュー2戦目は3歳となった2009年1月10日、ガルフストリームパーク競馬場で行われた一般競走で、引き続きガルシアが騎乗したが2着。2月28日、重賞競走初挑戦となったファウンテンオブユースステークス (G2) では新たにジョン・ヴェラスケスを鞍上に迎え、2着馬に4馬身4分の1差をつけて勝利を挙げた。3月28日、G1競走初挑戦となったフロリダダービーでは引き続きヴェラスケスが騎乗して2番人気に支持され、2着となった1番人気馬のダンカークに1馬身4分の3差をつけてトラックレコードで勝利。ヴェラスケス、ジェームズ・ジャーケンス厩舎、馬主のエヴァンズにとっても同競走初勝利となった。しかしレース後に裂蹄を発症していることが発覚。治療を行い一時は回復したがその後再発し、陣営はケンタッキーダービーの前週に同競走への出走回避を表明した。この影響もあり、6月中旬にジャーケンス厩舎からトッド・プレッチャー厩舎に移籍した。移籍後、8月3日のアムステルダムステークス (G2) に単勝オッズ1.7倍の圧倒的1番人気で出走。2着のキャプテンキャンディマンキャンに2馬身差をつけて勝ち、30年ぶりにトラックレコードを更新した。8月29日のトラヴァーズステークスにも1番人気で出走したがベルモントステークスの勝ち馬サマーバードの3着に敗れ、続く10月3日のジョッキークラブゴールドカップステークスではサマーバードとの再戦となったが2着に敗れた。その後はブリーダーズカップ・クラシックに駒を進めたが、ゲートで暴れ、脚に傷を負ったため大事をとってスクラッチ(出走取消)した。これまでブリーダーズカップをスクラッチした馬はおらず、「初めてブリーダーズカップをスクラッチした馬」となってしまった。明け4歳初戦は1月3日のハルズホープステークス (G3) に1番人気で出走し、勝利を収めた。続くドンハンデキャップでは2番手でレースを進め、第3コーナーで先頭に立つと、そのまま2着のドライマティーニに12馬身差をつけて圧勝した。勝ち時計の1分47秒49は、自身がマークしたトラックレコードを上回るものだった。3か月間隔をおいて5月31日のメトロポリタンハンデキャップに出走、格の違いを見せつけG1競走3勝目を挙げた。2か月間隔をおき、8月7日のホイットニーハンデキャップでは1番人気に推されたがブレイムの2着に敗れた。9月4日のウッドワードステークスを快勝し、G1競走4勝目をあげた。11月6日のブリーダーズカップ・クラシックで最下位の12着に敗れたのを最後に現役を引退、種牡馬入りした。
出典:wikipedia
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