『吉本超合金』(よしもとちょうごうきん)は、一部テレビ東京系列局で放送されていたテレビ大阪・吉本興業共同製作のバラエティ番組。製作局のテレビ大阪では1997年10月から2000年7月2日まで放送。FUJIWARAと2丁拳銃の4人が街の様々なスポットへと繰り出し、様々な企画ロケに挑戦していた深夜番組である。放送第66回目までは、プレイステーション用のゲームソフトの中から1本を紹介し、そのソフトに因んだ企画を実行するという形式で進行していたが、第67回目の「すごろく超合金 in 奈良ドリームランド」以降はソフトの紹介を行わなくなった。ロケはゲスト出演者を交えて行うこともあった。baseよしもと軍団はもちろんのこと、既に全国区に進出済みであった雨上がり決死隊や、福岡時代の博多華丸・大吉もこの番組にゲスト出演したことがある。この番組の名物は罰ゲームで、「息でけへん祭り」など(罰ゲーム名には「〜祭り」と付くものが多い)これまでどんな番組にも前例の無かったような内容の罰ゲームが番組の構成担当者たちによって考案され、出演者たちを苦しめた。特にFUJIWARAはこれに当たることが多かった。また、たまたまそのロケ現場に居合わせた一般人を出演者たちがいじる「素人イジリ」もこの番組では目立ち、それが行き過ぎてその一般人の逆鱗に触れてしまうこともあった。ナレーションは当初、FUJIWARAと2丁拳銃の4人が分担して行っていた。しかし、4人のスケジュールの都合から、第67回(1999年4月)の番組リニューアル時に石野桜子をナレーターに抜擢。以後、石野は2002年の『吉本超合金F』終了時まで一貫してナレーターを務めていた。番組内では頻繁に、この5人をモデルにした原田専門家デザインのキャラクターがマスコットとして登場していた(藤本敏史:怪獣、原西孝幸:ヒーロー、小堀裕之:ゴキブリ、川谷修士:鳥、石野:桜の花)。2000年4月以降のオープニングの自己紹介時に出ていた階段は、通天閣の麓にあるフェスティバルゲートとスパワールドの大階段で収録したものである。番組は概ね2か月から3か月に1回のペースで総集編を放送していた。出演者たちが宴会をしながら、スタジオで裏話をしながら、料理の食材を黒門市場で購入し、藤本宅で料理をするといったミニ企画と同時に放送することが多かった。番組はその後、2丁拳銃の2人が東京進出のために番組を去ることが決まったため、2000年7月2日放送分をもって同タイトルでの放送を終了。その翌週からは『吉本超合金F』と題して放送された。最終回では、MOTHERHALLで開催した「超合金ライブ2000」の模様を放送した。番組終了後の2003年に、本番組を収録したDVDとビデオカセットが5000セット限定で発売された。また、2004年から2005年まではスカイパーフェクTV!その他で放送のヨシモトファンダンゴTVで再放送されていた。この番組をきっかけに2丁拳銃は東京進出の足がかりを作り、天然素材の解散後に人気が低迷していたFUJIWARA、バッファロー吾郎が再評価され、その後の活躍の基盤を作ることになった。ケンドーコバヤシや中川家など、この番組から全国区の人気を掴んだ芸人も多い。西田哲也、ハスミマサオ、上地茂晴といった、東京や大阪で活躍する人気放送作家もこの番組の出身である。2014年3月にDVDが4巻でデジタルリマスター版で発売、その後10月にも吉本超合金F時代のものも含めたDVDが発売されそれに伴いDVDの内容を紹介するミニ番組「吉本超合金DVD オススメ」が放送されている。バッファロー吾郎とケンドーコバヤシは、最初期から『吉本超合金F』の末期まで準レギュラーに近い扱いで数多くの回に出演。このほかに独立UHF局のテレビ和歌山でも放送されたが、同局ではわずか2回で打ち切られた。番組で藤本がその事を自虐的にネタにしていた。本番組は、TXN九州では1999年5月をもって一旦打ち切られた。これは、同年6月に同局が当時完成した吉本興業福岡事務所(現・よしもとクリエイティブ・エージェンシー福岡支社)の常設劇場「吉本111劇場」(すでに閉鎖)を使い、130Rと福岡芸人を起用した番組『吉本111-130R』(よしもといちいちいちのひゃくさんじゅうアール)をスタートさせたためだが、当時福岡でも超合金の人気は絶大で、打ち切った直後からファンからの苦情・抗議がTXN九州に殺到し、視聴率もガタ落ち。同番組は4か月ほどで打ち切られ、同年10月に超合金のネットが再開された。この事が番組でも大きな話題となり、当時TXN九州の番組に出演していたおたこぷー(当時はおタコ・プー)とつだつよしがFUJIWARAに電話で抗議、本人たち曰く「吉本超合金ファンに福岡駅で殴られたんぞ!」と暴露。その後、ギャグも披露したが、電話を切られてしまった。
出典:wikipedia
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