小型船舶操縦士免許(こがたせんぱくそうじゅうしめんきょ)は、日本国内においてレジャーやスポーツなどで使う海や川、湖を走るエンジン付き小型船(プレジャーボート、モーターボート、ホバークラフト、エンジン付きヨット、水上オートバイ)を操縦するために必要な免許であり、船舶職員及び小型船舶操縦者法に定める海技従事者の一つである。小型船舶操縦士の保有を証明して交付される公文書を小型船舶操縦免許証という。通称で「ボート免許」とも呼ばれる。一級または二級のみでは水上オートバイの操縦は出来ない。また特殊のみでは水上オートバイ以外の操縦は出来ない。これは四輪自動車と二輪自動車が別免許になっている自動車運転免許と同じ考え方である。旅客の輸送のための船舶(遊漁船、旅客船など)を操縦する場合は、一級または二級の小型船舶操縦士の免許の他に「特定操縦免許」も必要となる。これは資格認定で、自家用免許と旅客輸送免許が明確に分割されている自動車や航空機と異なる扱い。合格基準は各科目50%以上、総合65%以上である。実技試験は一級、二級は総トン数5トン未満、長さ4メートル以上、9メートル未満の滑走型船を、二級(湖川小出力)は推進機関の出力が15kw未満、総トン数5トン未満、長さ3メートル以上、9メートル未満の船外機船を、特殊は定員3名の水上オートバイを用いて行われる。大きく分けて2つある。ひとつは通称「受験コース」と呼ばれるもので、もうひとつは「教習所コース」と呼ばれるものである。「受験コース」とは、試験機関((一財)日本海洋レジャー安全・振興協会)実施の身体検査・学科試験・実技試験を受ける方法のことである。国土交通省に登録されている登録小型船舶教習所のこと。水産高校(約40校)、海上技術学校及び海上技術短期大学校等(約7校)の他、財団法人日本船舶職員養成協会を代表に各種民間企業等(約50団体)がある。それらの登録小型船舶教習所に入校(学校においては入学)して、免許取得を目指すコースである。法では小型船舶操縦士養成施設と呼ばれる。法律に定められたカリキュラムを履修し、国家試験と同じ内容の修了試験に合格すると修了となる。その修了証明書と必要書類を添付して(一財)日本海洋レジャー安全・振興協会に受検申請を行うと、国家試験のうち、学科試験と実技試験が免除され身体検査のみの受検となる。各教習所において値段はまちまちである。1級進級における旧3級、旧4級及び2級所持者は学科教習12時間、実技教習免除、学科試験70分、実技試験免除。水産・海洋系高校の場合、カリキュラムの中での講習となるため、講習料はかからない。1級または2級および特殊小型船舶操縦士あわせて 法定費用:計約3万円のみ。ただし水産・海洋系高校の場合、高校3年間卒業しなければ資格取得できない。1級、2級および特殊のどの登録小型船舶教習所として登録してあるかによって取得できる免許が異なる。なお、1級または2級の登録小型船舶教習所の認定を受けている水産高校では大抵、下の説明にある小型旅客安全講習をカリキュラムの中で講習するため特定操縦免許もついている。各学校により条件が異なる。旅客を運送する小型船舶(旅客船、遊漁船等)の操縦者のために必要な資格。小型旅客安全講習を修了し取得する。厳密ではないが、自動車におけるところのタクシーや運転代行業に必要な二種免許であると考えると理解しやすい。2003年6月1日から海難発生時における措置、救命設備その他の救命に関する講習を受けることが義務付けられている。
出典:wikipedia
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