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許容仮名遣

許容仮名遣(きょようかなづかい)とは、歴史的仮名遣の規範からは外れるが、広く使用されていたために一般の使用が許容されていた仮名遣いのこと。仮名遣いが間違っているかどうかは、古典及び日本語の文法を考え、品詞分解してみたり単語の働きや意味を考察することで、自ずと導きだせる物である。ここでは、本来は間違っているが、慣用的に許容される仮名遣の例を挙げる。用ひるは誤用で、正しくは用ゐるである。元は「持ち率(ゐ)る」の意のワ行上一段活用動詞で、平安時代中期以降にハ行転呼(当時は字面のまま読んでいた)され「ヰ・ヒ」が混同された。後に、ハ行上二段活用されるようにもなる。更に、中世以降は「イ・ヒ・ヰ」が混同されヤ行にも活用した。用ゐるの訓は意読の宛字であり、「持ち率る」以外にも「持(もち)將(ゐる)」とも。用ふのハ行上二段活用がある。或ひはは誤用で、正しくは或いはである。「あるいは」は、「あり」(ラ行変格活用動詞)の連体形アルに、「い」(名詞を作る接尾語・間頭助詞)と「は」(係助詞)がついた語である。「あるいは」は漢文の訓読で用いられ、和文脈では「あるは」が多い。「い」と同様の用法である、連体修飾語で強調した物を挙げる。醤油の字音仮名遣せうゆは誤用で、正しくはしやうゆである。調味料の「さしすせそ」の「せ」は醤油をさしていて、せうゆの誤用が一般的であるといえる。醤の字音は部首が酉で、将が音符となっているので、漢音の仮名遣いは「しやう」である。明治以前は一般的だった呉音では「さう」である。すなわち「さうゆ」であり、音はソウユ。なお、和語では大豆や麦から麹で作る味噌や醤油を総称して「ひしほ(ヒシオ)」といった。どぜうは誤用で、正しくはどぢやうである。江戸時代によく用いられた誤用である。泥鰌及び鰌は宛字。室町時代には「土長(どちやう)」の表記も散見される。語源は不詳であるが、「ど」は「土(ド)・泥(ドロ)」などの音に関連、「う」は「魚(ウオ)」の意味ともされる。泥中に住むので、泥より生じる、すなはちドジヤウとも言われるが、定かではない。何にせよ、これは名詞であり、また語源が不明であるので、仮名遣いに関しては覚えておく必要がある。なお鰌は「部首が魚、音符が酋」であるので、字音は酋の漢音「しう(シュウ)」であり、「どぢやう」の宛字とで混同しない様せねばならない。

出典:wikipedia

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