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青森競輪場

青森競輪場(あおもりけいりんじょう)は、青森県青森市新城にある競輪場。通称は「みちのく競輪」または「Jomon Bank」(縄文バンク・近くに三内丸山遺跡があることから)。施設所有および主催は青森市。競技実施はJKA競輪競技実施事業本部東日本地区本部北日本競技部。電話投票における競輪場コードは12#。実況は日本トーターで担当は山本浩司。青森競輪場は1950年(昭和25年)に現在の合浦公園で開設され、1982年11月に現在の競輪場を新築し、翌年の開催より移転した。開催期間は降雪のない4月から10月(他場の場外発売は1年を通して実施)。記念競輪 (GIII) は、毎年8月下旬から9月までの間に「みちのく記念競輪」として開催されるのが恒例となっており、開催2日目のシード優秀競走は、日本百名山の八甲田山にちなんで、「八甲田賞」の名称で行われる。またロス五輪自転車競技銅メダリストで競輪選手としても数々の特別競輪を制覇した地元出身の坂本勉を称えた「坂本勉カップ」や、北日本地区で持ち回りの「ノースランドカップ」なども開催されている。2012年10月25日・26日には屋外競輪場としては初めてミッドナイト競輪が開催され、これに合わせナイター照明設備が取り付けられた。その後通常のナイター競走は開催されていなかったが、2016年10月11日からの開催より初めて『もりんトワイライトレース』の愛称で開催される予定。1988年・1990年・1993年・1995年・1998年には全日本選抜競輪が、2001年・2005年・2009年には寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(いずれもGIレース)が開催されるなど、地方競輪場ながら収支は良く、全国の競輪場の中でも売り上げは上位に入っている。2007年4月より当場のトータリゼータシステムを担当する日本トーターに包括委託されている。また2010年7月30日からオッズパークによる重勝式車券「セレクト5・7」を発売している。マスコットキャラクターは善治鳥をモチーフとした「うとう君」と、2012年に発表され一般公募により命名されたキャラクターの「葵萌輪」(あおいもりん)。一般入場料50円、特観席1000円。400mバンクを使用。カントがややきつく、直線も比較的長いため、後方からの捲りや追い込みの選手に有利とされている。大画面映像装置は3コーナーに設置されている。現在の場所は市街地から著しく離れており、マイカー利用でないと非常に厳しい立地である。最寄駅の津軽新城駅から約3.5kmあり、徒歩で行くことは厳しい。市内主要地からの無料送迎バスも出ているが、本数はそれほど多くなく、最終便が出た後はタクシーを利用しないと行けない所である。選手宿舎に全国の競輪場では数少ない天然温泉(ナトリウム塩化物強塩泉)があり、2011年に一般客にも開放され好評だったことから、2012年以降も開放されることになった。なお開放日は不定期の週末および祝日の午後となっており、公式HPなどで掲示されているカレンダーでの確認が必要。また利用には場内での購入車券を提示することが必要になる。

出典:wikipedia

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