『有閑みわさん』(ゆうかんみわさん)はたかの宗美の4コマ漫画作品。竹書房の雑誌『まんがくらぶ』(月刊)で2003年3月号から現在に至るまで連載されている。『まんがくらぶ』では、2004年8月号から2008年5月号に至るまで毎号連続で表紙を、また同10月号まで巻頭カラーを飾っていた。2009年7月号から後任の神仙寺瑛「天使の事情」休載に伴い、再び表紙・巻頭となっている。主人公の音無みわは、非常に優秀で作業の速い主婦である。あまりの速度ゆえ、家事はいつも あっという間に終わってしまう。そして、みわの前には長大な“ヒマ”(暇)が残される。いかにして、みわはこのヒマを潰すのか――?「有閑みわさん」即ち「ヒマ(閑)の有るみわさん」の、毎回、様々に趣向を凝らした、驚くべきヒマ潰しぶりを題材としている。(なお、本作品では、「ヒマ」はすべて片仮名で表記されているので、本記事でもこれに倣う。)(おとなし みわ)ヒマ潰しは、みわの昼間時間帯の活動の最も主たるものであり、本作品の主題(有閑)ともなっている。通常、夫には毎日弁当を作って持たせている。1晩掛けてシチューを煮込むなど、手の込んだものを用意することが多い。だが、夫と喧嘩した翌日には、弁当は報復手段として活用されることになる。生きているのが嫌になるくらい不味い弁当の研究もしているという。しかし一度髪の事で悩む夫を元気づけるために海苔やネギを細かく切って入れた際には同僚らからは報復と間違えられた。……などがある。独身時代は、茸商事総務部に務めていた。当時から仕事が非常に速く、優秀なOLであった。同じ会社に務めていた音無くんを見初め、彼の仕事に対してのみダメ出しを頻発させるなどの愛情表現をするようになり、約1年の交際期間を経て結婚に至った。結婚と共に退職し、現在の専業主婦としての生活が始まった。
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