川崎市立川崎総合科学高等学校(かわさきしりつ かわさきそうごうかがくこうとうがっこう 英称:Kawasaki City High School for Science and Technology 英称を略す場合はKSTと呼ぶ)は、神奈川県川崎市幸区にある、理数科1科と工業科5科を持つ、市立の専門高等学校。校舎は多摩川に架かる多摩川大橋の袂にあり、15階建ての校舎棟の高さはおよそ70mで全国の高校で最も高く、法的には超高層ビルとなる。最上階は食堂となっている。校舎の建設費用はおよそ100億円。川崎市立工業高等学校時代の生徒からの呼び名は土手沿いにあるので「土手高」若しくは「土手工」であった。どちらも読み方は「どてこう」(ちなみに、学校付近には路線名に土手回りと注記されるバス路線がある)。校内文書では「川市工」の略称が使われることもあった。川崎市立商業高等学校が「川商」と呼ばれるのに対して、「川工」とならなかったのは神奈川県立川崎工業高等学校があったため。昨今では、川崎総合科学を略して、「川総(かわそう)」若しくは、「KST」、「総科(そうか)」などと呼ばれている。多くの学科を有するが、中でも科学科は科学科専用自習室を構え、進学率はほぼ100%。39人と少ない定員ながら東京大学や京都大学、東京工業大学、早慶上理などの難関大学への実績を残しており、その良好な進学実績から入学後に学力を伸ばす学校として、市議会で科学科をもっと支援するよう取り上げられるほど、注目を浴び始めてきている。横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校の設立まで、科学科は県内唯一の市立高校理数科であった。なお、川崎市立ではあるが一部の地域であれば横浜市などの川崎市外の在住者も出願・受験・登校が可能。教育目標を4つ定めている。「誠実 勤勉 強健」となっている。神奈川県川崎市幸区小向仲野町5-1川の字(多摩川)を表している。校章のカラーは緑で、学年色は緑、青、赤。多摩川の土手の下を小杉付近までで折り返す男子6km、女子4kmのマラソン。制限時間内に完走した全生徒に得点が与えられ、クラスでその合計を競う。そのため、クラス内に高順位の人がいるよりもクラスの全員が制限時間内にゴールすることが勝敗を分ける。2006年度までは体育大会が行われていたが、これらに練習等を行う準備期間は無かったので、他校で見受けられるような、いわゆる体育祭そのものは存在しなかった。現在は生徒会主催行事に変更され、名称・内容ともに見直しを検討している。そのため2008年度から体育祭が再開され、練習期間も1日1時間、1週間程行われている。2013年度からは応援合戦も始まっている。文化祭は「総科祭(そうかさい)」と呼ばれており、毎年10月上旬または9月下旬の土日に行われる。当日の2日前は授業を全てなくし総科祭準備をする。3年毎に、各学科が課題研究の成果などを展示する『科展』と呼ばれるものが行われている。 正門に設置されるアーチは毎年、美術部の生徒らが制作している。工業科の生徒が3年次に授業の一環として行う研究の発表の場であり、毎年2月上旬に行われる。工業科各科の代表生徒による発表で、当日は本校関係者以外にも、中学生、近隣住民などの見学も可能。その為、生徒は毎週水曜日に10:30に登校し、3~5時間目まで課題研究をする。
出典:wikipedia
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