レプラコーン () は、アイルランドの伝承に登場する妖精。靴職人とされ、童話『小人の靴屋』に登場する妖精とはこのレプラコーンのことと言われる。地中の宝物のことを知っており、うまく捕まえることができると黄金のありかを教えてくれるが、大抵の場合、黄金を手に入れることはできない。「小さな体」を意味する名であり、ルブラホーン、ラバーキン、ルホルバン、ルプラホーンとも呼ばれる。英語読みではレプラカーン。小さなしわくちゃの顔にごま塩のあごひげ、とがった鼻に輝く目をしている。銀のボタンの赤ジャケット、茶色の半ズボン、銀の留め金つきの黒ブーツを履くという。また、一日に靴を片方しか作らないが、体が小さくて余り仕事が出来ないから、または一本足であるからとも言われる。たいてい皮のエプロンをし、忙しそうに小槌でコツコツと靴の修理をしている。この妖精は金の入った壺を持ち、一瞬でも目をそらすとすぐに悪戯を仕掛け、笑いながら姿を消すといわれている。アイルランド南西部には「レプラコーンに注意」 (Leprechaun crossing) の交通標識があることで有名である。アメリカの学校では聖パトリックの祝日に、レプラコーンを捕まえるための罠を作ることが宿題として出されている。『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』では、クィディッチのアイルランドチームのマスコットとして登場し、会場に金貨を降らせた。ただしこの話のレプラコーンが降らせた金貨は、2、3時間ほどで消滅する。現在知られるレプラコーンの源となる妖精の、もっとも早期な例は、(「小さな体」の意)という名の水棲または両棲の妖精たちで、『フェルグス・マク・レーティの冒険』( )に登場し、この作品の古稿は8世紀にさかのぼるとされる。アルスターの王、フェルグス・マク・レーティが水辺でうたたねしていると、三匹のルーホルバン(?)たちによって水中にひきずりこまれるが、目を覚ましてそいつらを手でとらえ、海・池・湖で自由に泳げる力を授けろと要求する。
出典:wikipedia
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