ソリ(雪車、橇、雪舟、轌、艝)は、滑りやすい刃や底面を滑走させることにより物体の移動を補助する道具である。英語では小さなものを「sled」、それより大きなものを「sleigh」、そして一番大きなものを「sledge」と呼び分けている。ソリは雪面や氷上など、摩擦の少ない場所で使われるが、濡らした芝生や人工芝などでも用いることができる。また滑らかに磨き上げた石を敷き詰めた上のように、ある程度滑らかな面の上であれば、用いることができる。ソリは、牛や馬、犬などの家畜に牽引されて使われるほか、人力で押したり引いたりするソリは文化を問わず広く使われており、19世紀から20世紀の初頭にかけては、主にイギリスの探検隊によって極地方の探索に用いられていた。犬ぞりもロアール・アムンセンの他、多くの探検隊が使い、スノーモービルに取って代わられるまで、極地方の主要な交通手段であった。現在の探検家の多くは、ソリに凧を結びつけて風力で動かしている。日本では、雪国で箱ぞりが昭和30年代までは良く使われていた。普通の大きさの他に子供用の箱ぞりも有った。木製やプラスチック製、段ボールなど紙製の一人乗りのソリは、玩具として使われており、丘を滑り降りるために使われる。商品名としては、スノーボートなどがある。北海道では1972年に開催された札幌オリンピックの影響で、特に当時子供だった世代はボブスレーと呼ばれていることが多い。なお、運動会の種目の中には、2人1組になり、一人がソリに乗り込み、もう一人がそのソリを引っ張るという競技内容の種目が設けられる場合がある。ボブスレー、リュージュ、スケルトンは冬季オリンピック正式種目。アイススレッジホッケーは冬季パラリンピック正式種目。ばんえい競馬における馬ぞり、犬ぞりなどは競技としても楽しまれている。
出典:wikipedia
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